07/12/05 06:44:26 Prsbpq670
>>449
関東と関西では国公立と私立に対する考え方・評価が全く違うからです。
早慶は難問志向、要するに東大主義の首都圏で東大落ちを確保したいんですよ。
(地頭東大レベルは附属係属校の内進で一部確保できている)
上位学部はその競争が熾烈になります。
首都圏の受験生は医学部を除いて都落ちを恐れる傾向にあるので、
地底非医(特に文系)はあまり受けに行きません。
私立文系は学費もあまり高くないので、下宿費用を考慮すると
地底に行くメリットが地底の地元受験生より少ないです。
神戸は概ね素直な問題を出してハイレベルに取りこぼし無く解ける受験生が欲しい。
センター比率もおしなべて高いです。
関西は京阪神至上主義(「教育は公で」)が出来上がっているので、
京阪神の大学側はわが道を往くでいいんですよ。
余談ですが、関西の総合私大は関関同立程度が最上位なので、
関関同立は京阪神落ちを欲しがって、国立の受験の負担にならないように
どちらかと言えばセンターに近い問題を出して後で得点調整、という手段を取ります。
早慶の様に難問志向にしても敬遠されるだけですからね。
なので取るべき受験対策が違うんですよ。
神戸に未練があるなら早慶、特に上位学部は考えない方が効率的です。
早慶をどうしても受けたいなら中位学部以下にしておいて、
神戸の過去問で高得点を取れるようにしておくことです。
別に神戸六甲台の就職が悪いと言っている訳ではないですよ。
確かに六甲台の評価は高いですけど、今の時代は阪大以上ということはありません。
早慶上位学部との併願が効率的なのは京一工以上の受験生と
阪大のトップ層です。
(特に基礎工志望の上位層と、京大の放任主義より阪大の勤勉な環境を求める受験生)
>>441さんは候補として私立を多く挙げているので、早慶に絞った方がいいです。
共倒れは最悪ですからね。一浪なら尚更です。