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学生生態ガイド奮闘中・・・神戸・王子動物園
神大農学部15人ボランティアで 知識学びながら赤字減らし貢献
赤字経営に苦しむ神戸市立王子動物園(灘区)で、神戸大農学部の学生15人が、入園
客に動物の生態などを解説するボランティアガイドとしてデビューした。経費をかけずに
サービスを向上させたい同園と、学生に知識と経験を積ませたい大学の思いが一致した
取り組み。入園客に好評で、学生たちも「お客さんを呼び込みたい」と意気込んでいる。
同園の入園客はパンダが公開された2000年度の198万人をピークに減少し、昨年度は
138万人と低迷。今夏の人出はやや回復したが、毎年、赤字額は約2億円に上る。01年度
以降は飼育員の新規採用がなく、園内のガイドにまで手が回らないのが実情だ。
ただ、北海道旭川市の旭山動物園が展示方法を工夫して人気を集めるなど、国内の
動物園は厳しい“サービス競争”に突入。王子動物園も妙案がないかと、パンダの人工
授精を共同で行っている同学部に相談を持ちかけ、学生ボランティアが実現した。
同学部の楠比呂志准教授(保全繁殖学)は「野生動物のフィールドワークができる場所は
ほとんどなく、学生にとっていい実習になる」と歓迎。学生たちは同園で研修を積み、これ
までに約150種類の動物の特徴や繁殖行動、入園客の案内方法を学んだ。
11月24日にガイドを担当した応用動物学科4年の佐々木春菜さん(22)は、コアラを
見に来た入園客を前に「病気になった時はユーカリとミルクを混ぜて飲ませます」などと
身ぶり手ぶりで説明。神戸市北区の主婦(43)は「一生懸命伝えようとする姿がさわやか」
と喜んでいた。
学生たちは今後、週末を中心に交代でガイドに当たるといい、同園の飯田久人運営係長
も「若い力で園を活性化してほしい」と期待している。