07/11/15 23:09:33 fIm5XHuu0
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地球温暖化の危機感語る 中京・立命大、ゴルバチョフ氏が講演
地球温暖化の防止策を考えるシンポジウム「地球環境と人類の未来」(京都新聞社など
主催)が15日、京都市中京区の立命館朱雀キャンパスであった。元ソ連大統領のミハイル・
ゴルバチョフ氏(76)は基調講演で「各国とも温暖化を阻止しようという政治的意志に欠ける」
と危機感を示した。
シンポは京都議定書に基づく温室効果ガスの削減期間が来年から始まるのを前に開かれ、
市民や学生ら約470人が参加した。
ゴルバチョフ氏は数年後に世界最大のエネルギー消費国となる中国について「われわれ
が犯した環境破壊を繰り返そうとしている。発展の在り方を抜本的に変えないといけない」
と語った。
今後の対策として太陽光など新エネルギーの開発だけでなく、温暖化の基礎研究を充実
させることが重要だと強調した。その上で「希望ある地球の将来を実現するには、市民が
大きな役割を果たす」と締めくくった。
このあと、京都大経済研究所特任教授の佐和隆光氏(65)が司会を務め、ゴルバチョフ氏
と米国インタラクティブ・ラーニング研究所長のデニス・メドウズ氏(65)、中国エネルギー
研究所の周大地前所長(61)が討論した。