07/11/15 03:01:03 TLpdk2W1O
>>610
「読むという作業は二重の構造を持っているが、異種の2つの作業が意識の同じレベルで行なわれるのでは混乱してしまう。
形態面の思考はブラックボックスの中で行なわれる、つまり『無意識』の領域のことであって、問題が生じないかぎり、意識の表層に浮かんでこないから、我々は『読める』のである。」
「外国語学習は、本来暗部としてとどまるべきブラックボックスの内部に光を当てることを避けて通れない。
しかし、それは必要な範囲においてのみ行なわれるべきものであり自己目的ではない。」
どんな場合に予想→確認(→修正)という思考が必要になるか、その具体例は自分で伊藤本の索引から調べてみてくれ。