07/10/23 23:53:17 zLkcZtU30
>>80
馬も、あまりにも乗り手が絶対行っちゃいけないって引っ張り続けると、どこかで観念して
指示に従うケースもあるからねぇ。通常はそうやって馬に競馬を教えるという作業もどこかで
必要になってくる。
逆に掛かって行きたがる度に騎手が諦めて行かせてしまったら、馬は自分が嫌がったら
必ず乗り役は諦めて行かせてくれるって理解してしまう。音無師はそれでは絶対にいけないと
思うから、トコトン岩田に引っ張らせ続けたんだと思うよ。今までが、最後はヴィクトリーのいう
ことを聞かせてしまうような競馬をしちゃった…というかそこまで強情張るヴィクトリーに最後まで
言うことを聞かせようとした騎手がいなかったことを音無師も歯がゆく思ってたんだとおもう。
だから、最後まで岩田が自分の指示通りヴィクトリーのわがままを拒否し続けたというこの
菊花賞の結果については音無師も後悔はしてないと思う。でも、結局最後までヴィクトリーは
「競馬」することを拒否してしまったわけだから、こうなったら音無師もヴィクトリーにとって最善の
手が何なのか、改めて考えるようになるんじゃないかな…。