07/06/27 17:58:42 CZB+D+QE0
■アドマイヤ軍団崩壊の序曲
今年の春に起きたアドマイヤ軍団総統の近藤利一氏と武豊騎手の離反。
いろいろ物議をかもし出したこの闘争だが、結果として春後半のG1では
岩田騎手がアドマイヤの馬に乗って武豊騎手に先着するという形になった。
結果だけ見れば近藤氏の判断は正しかったように思えるが、実際はそうでもないという。
A氏は語る。「春のG1では確かに、岩田騎手の変更が当たった形になりました。しかし、
実際に武豊騎手でも同じ結果を出せた可能性も高い。それは、武豊騎手が先に向かって
馬を作ってきた段階で最後に乗り代わりになったからです。」
さらにA氏は言う。「地方騎手の中央競馬参戦が活発になり、確かに地方騎手は良い成績を
収めてきました。しかしコレはスポット参戦で一戦必勝の気持ちで臨めるということも大きい。
先々まで考えて乗らなければならない中央騎手との差が出てくるのも当然なのです。」
続けて「その証拠に地方出身騎手が中央所属になって、スポット参戦時代より成績が
振るわなくなった例も多くあります。これは中央で継続的に乗らなくてはならなくなったことも
大きく影響している。常に次のレースがあることも考えれば無理に勝ちに行けないこともあります。」
武豊騎手から主戦を岩田騎手に変更し不安が出てくるのはこの後だとA氏は言う。
「さっきも言ったとおり今春の岩田騎手の活躍は『武騎手が作った馬』での活躍という面が大きい。
来年からは岩田騎手が主戦となって馬を作っていかないといけない。ここが今までに比べて
うまくいくが鍵になるでしょうね。」