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欧州連合(EU)の欧州委員会は20日、ソニー、日立マクセル、富士フイルムの3社が、 欧州の放送用ビデオテープ販売で価格カルテルを結んでいたとして、総額7479万ユーロ(
約122億円)の制裁金の支払いを命じた。
欧州委によると、3社は99年から02年にかけて、定期的に会合を開き、重要な商業情報を交換し、
価格の引き上げやコントロールを画策した。この間、価格協定が実施されているか、定期的にモニターしていた。
制裁金はソニーが約77億円、マクセルが約23億円、富士が22億円。ソニーは、02年5月の
欧州委による立ち入り検査の際、社員が書類をシュレッダーにかけたり、質問に答えないなど妨害したため、
制裁金を3割増額された。一方、欧州委に協力した富士は制裁金を4割免除され、マクセルは2割免除された。
クルス欧州委員(競争政策担当)は「今回の決定は、欧州委の断固とした姿勢とともに、調査を妨害すれば厳しい
処罰につながることを、企業に警告するものだ」と述べた。
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