07/10/02 22:07:10
>>521
一瞬何が起こったのかわからなかった、白石の上履きが視界に入ったかと思ったら急に天井が見え、それだけじゃなく体が動かない
「この台本は俺の大事なものだったんだぞ!!それをこんな風にメチャクチャにしやがって!!」
ドガッ!ドガッ!!
「グ八ッ!!や、やめて!!お願い!!」
ドガッドガッドガァッ!!!
「貴様ァ!!俺がどれだけ声優になりたかったかわかってんのかァ!!やっと今回チャンスをつかめたらと思ってたらそれをぉ!!」
その瞬間白石は倒れていたこなたのセーラー服をひっつかむと、顔を間近に近づけて睨みつけた、もはやあの温厚な白石の面影はない
なにしろいつも白石をからかっていたこなたでさえ顔をまともに見ることができないのだから
「わ、わたしじゃないのにぃ・・・・」
「いい加減にしろよ、この腐れ女がぁ!!」
もうこなたの顔を見るのが耐えられなくなったんだろう、そして白石はとうとうこなたを床に叩きつけた・・・
「・・・・・あ・・・・・ぐ・・・・」
白石は暫くこなたを睨みながら、何か最後の捨て台詞を一生懸命に考えていたようだ、しかし何を言っても気が晴れないことは事実
「・・・・ペッ!!」
結局、白石は唾をこなたに吐くことによって様々な気持ちをぶつけたることにしたようだった・・・