07/10/01 00:18:23
こなた「かがみん・・・どうしてこんな酷いことばかりするの?」
かがみ「・・・気づいてた?あたし、あんたの事が大好きなのよ」
こなた「え・・・?す、好きならどうして・・・」
かがみ「もうね、好きで好きでたまらないの。あんたの顔を見てると恋しくて恋しくて・・・。
そう、その顔を苦痛で歪ませたい。そう思うのよ」
最初の変化はいつだっただろうか?ある日かがみんが言った一言は今でも覚えている。
かがみ「ねぇ、こなた?あんたって結構かわいいよね」
こなた「へ?いきなり何を言い出すのさ」
かがみ「いや、ちょっとね・・・」
思えばこのときにかがみんの変化に気づいておくべきだったのかもしれない。
その日を境にして私の身の回りに変な出来事が起こるようになったから。
かがみ「おーい、早くしないと置いてくぞー!」
こなた「あ、ちょっと待って!今下駄箱から靴取ってくるから・・・。ひっ・・・!?」
かがみ「どうしたの?え・・・?なにこれ?」
放課後、かがみんと一緒に帰ろうとした下駄箱を開けた私の目に飛び込んできたのは
ぐちゃぐちゃに切り刻まれた猫の死体だった。そのときはいったい誰がこんなことをしたのか
は分からなかったけれど。
しばらく同じような悪戯が続いた。クラスで無視されるといった目に見えるいじめみたいな
ことはなかったけれど、流石に先生たちも事態を重く見たのか犯人探しに協力してくれた。
だけど結局犯人は見つからずじまい、体操服や教科書がゴミ箱に捨てられたり小動物の死骸が
下駄箱の中に入ってるという日がしばらく続いた。
こなた「・・・いったい誰がこんなことをやったんだろう」
かがみ「本当に気の毒ね。犯人を見つけたら私がとっちめてやるわ!」
つかさ「私たちにも何か協力できることがあったら言ってね」
みゆき「友達ですものね」
こなた「みんな・・・」