「泉こなたを自殺させる方法」を考える6at CAMPUS
「泉こなたを自殺させる方法」を考える6 - 暇つぶし2ch13: 大学三留七年生ですがなにか?(東京都)
07/09/25 15:40:41
前スレの988だけど、逝かせてもらいます。


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もう私には何もない。優しかったお父さんも最期まで私を気にかけていてくれたかがみんもつかさもみゆきさんも…。糟日部を出てから唯一私に優しくしてくれた夫も…。

「こんな感じでいいかな…。」

夫と7年間過ごしたこの古いアパートの天井でも私の体重ぐらいは支えられるだろう。
一体、どこで歯車が狂ってしまったんだろう?お父さんとゆい姉さんの関係が始まってから?ゆーちゃんが自殺してから?ゆい姉さんが事故を起こしてから?たぶん、お父さんとゆい姉さんの関係からだ…。でも、見て見ぬふりをしていた私にも責任はあるよね。
全てを忘れようと、糟日部を出る際に所有するものは全て売るなり捨てるなりした。今はあの時と同じ心境だ。
大好きだった漫画もフィギュアも、ゲームもなにもかもどうでもよくなり、処分した。…あの品々は、ただの趣味ではなかった。かがみんやつかさ、みゆきさんにお父さんとの思い出が染み込んだものばかりだった。
全て忘れたくて処分した。でも、この一冊の本だけは処分しなかった。

中学時代にネットで噂を聞いて、何件も古本屋を回り、やっと見つけた本。
自殺をするためのマニュアル本で、そういった内容がこれでもかというぐらい書いてある。当時はネタとして買っただけで、たいして読みもせず、ほっぽらかしていたっけ。

糟日部を去るための準備をしていた時、この本と再開したんだよね。あの時は食い入るように読んだっけ。

「漫画以外の本で私が一番熱心に読んだ本なんだよね…。」
自暴自棄になっていたけど、あの時はまだ死にたいなんてこれっぽっちも考えていなかった。でも、この本は処分できなかった。

「この本が役に立つ日がくるなんて、想像もつかなかったよ。かがみん…。」

アルバムも写真も全部処分した。でも、かがみんと撮ったこのプリクラだけは最後まで残っていた。家を後にする際に持っていった鞄の底に一枚だけ残っていた。ずぼらな私らしい。
家を出てから半年も経ってからこのプリクラの存在に気づいた。最初は捨てようとしたけど、どうしても捨てることができなかった。お守りのように、
この8年間、大切にとっておいた。…あの本と一緒に。今思えば、今日のために存在した本なのかもしれない。でも、そんなことはもうどうでもいい。
「あの文化祭から8年かぁ…。あっちにいったら、かがみん達もお父さん達も優しく迎えてくれるかな?…あ、私は地獄だよね…。地獄でもいいや。優しくしてくれなくてもいいや。会えるだけで…。」

私は台に乗り、天井の梁からぶら下がった麻縄を首にかけた。そして、この世での最後のステップを踏んだ。



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