07/08/26 21:16:58
大学生の今春就職率、初の８割台 京滋の主要11校、04年以降で
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京都府と滋賀県の主要１１大学を今春卒業した学部学生の就職率が８２．１％に達し、昨春を４．８ポイント上回ったことが、京都新聞社のアンケート調査で２５日分かった。
就職率は２００４年の調査開始以来最高で、８０％を超えたのは初めて。景気の本格拡大で、多くの企業が京滋の大学でも採用活動を積極化した。
来春卒業生の就職活動も堅調に推移している。
■就職先上位は金融機関
調査対象は、京都大（医学部除く）、京都工芸繊維大、京都産業大、京都女子大、京都府立大、滋賀大、滋賀県立大、同志社大、同志社女子大、立命館大、龍谷大の計１１大学。
就職率は、１１大学の今春卒業生２万６５１９人から大学院などへの進学者４８３９人を引いた２万１６８０人に対する就職者１万７７９６人の割合で算出した。
各大学の上位就職先は、金融機関が圧倒的に多く、８大学で首位。京都女子大、同志社大、同志社女子大、立命館大では上位をほぼ独占した。
就職率は、京都女子大の９１％が最高で、１０大学で昨年を上回った。
また、今回は１１大学の大学院も初めて調査した。今春の卒業生は計６４４３人で、就職率は前年比０・９ポイント減の７４・５％だった。
各大学によると、来春卒業生の就職活動も今春を上回る見通し。
採用活動の短期化で、大手企業は４月までにほぼ終えたが、人材確保のために通年採用を行う企業も増えている。