08/03/18 00:59:53 1qqQNp950
【宮殿内部 管制・事務室】
ウェルフィン(いない……!!)
ウェルフィン(臭いは残っている……確かにここで爆弾処理班の手配をしていたはず)
(運良く賊の攻撃をしのぎ一目散に脱出を図った……?)
(奴は人間 賊に見つかっても見逃される可能性は高い)
(そもそも賊側がビゼフの存在を把握している可能性もある いや その確率が高いな)
(……待てよ)
(ビゼフへの依頼 そしてこのタイミングでの賊の襲撃)
(!!)
(奴も賊側……!?)
(これは ビゼフの罠……!!?)
(こうなることを見越して? いや……いや そんなはずはない!! 奴が生き残れたのは偶然!!)
(賊そのものという線は薄い!! 奴が念を使えないのは明白 あの小物っぷりも演技だとは思えない!!)
(……しかし 実際に連絡を取られたという可能性はないわけじゃないな)
(実際 俺たちの関せぬところで女を仕入れてやがったし……)
(クソッ!! 賊と連絡を取り合っていたとしたら 俺の行動が裏目に出たことになる……!!)
(俺の襲撃予想時間と見当違いの嘘を利用して襲撃の時間を早めた)
(……まるっきり俺が道化じゃねえか!!)
(……ッ!! とにかく!! ビゼフがいないと裏王なんて夢のまた夢!! お話が始まりもしねえ!!)
(計画を変更しねえと……!!)
ウェルフィンは人間だったころ野心家であり戦史マニアでもあった
実在の大軍師に入れ込んでいた影響が残っており 何事も深く考えすぎる傾向にある
死してなお 時を超え 大軍師がウェルフィンを迷走させているとも言える
ウェルフィン(いや 先ずはビゼフの臭いを追うか……?)
(そして 引っ捕まえて全てを吐かせたほうが いろいろとお得……)
(……まさか これも 罠!?)
(俺の鼻が利くことは奴にも教えた この襲撃で俺が奴を怪しむことを計算に入れていたら)
(グぅ…… こ う な っ た ら)
(いっそのこと俺も賊側に入るか……!? そうしたほうが後々いろいろと気が楽そうだ……)
(だがどうやって……今賊に遭えば戦闘は避けられない どんな言い訳をしようと無駄だろう)
(……フラッタ!! フラッタがいるじゃねえか!! あいつにカマかけてボロを出させ取り入り 話をつけてもらえばいい!!)
(…って!! そうだよブロウがいるじゃねえか!! 待ち構えられて問答無用で攻撃されるかもしれねえんだよ!!)
壁に両手をつくウェルフィン
ウェルフィン(……ど……どうすればいいんだ……?)
その姿を物陰から見る影
ゴレイヌ(計算通り……!!)
煽り「諸葛亮賢人(パーフェクトゴレイヌ)!!!」