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試合前には、自分の写真が載った漫画誌に目をとめていた。この日発売の『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)は中田を大特集。巻頭カラーグラビア、インタビュー、そして水島新司氏の野球漫画「ドカベン」で中田が初登場しているのだ。
ざっとあらすじをつづると、パ・リーグの開幕戦で日本ハムは、ドカベンこと山田太郎らが所属する架空チーム「東京スーパースターズ」と対戦。中田はなんと4番サードでプロデビューを飾っている。
デビュー戦に「涙が出るくらい感無量です」と梨田監督に話すなど、ホンモノの中田よりも新人研修で受けた話し方講座の効果(?)が出ているもよう。
ホンモノの中田は悪戦苦闘の日々に、「今のうちにプロの厳しさを知っておけってことですかね、神様が。ふざけるなよ、神様!」とほえたが、
作品中では中田のつたない守備がなぜか全部アウトにつながり、ファンから「野球の神様 お前のもんだー」と声援が飛ぶ。
そして、中田が初打席に向かうシーンで次週へ続く。
それにしても、「ドカベン」で中田がデビューを果たした日に、中田の2軍落ちが明らかになるとは、なんたる皮肉。 水島氏は14日朝、中田の2軍降格について、
「いささかショックです。私は1軍の控えと考えていた。2軍は下がるところがないので難しい。1軍なら失敗したとき、2軍という逃げ道があった」と語った。
漫画で登場する中田については「現実の選手ではなく、私の作り出したキャラクターで動いているのでまったく影響はない」としながらも、
ドカベンファンも「開幕2軍は8割が想定していなかったのではないか」とも。さらに現実の中田には「環境にベストを尽くせ」とエールを送った。
小学生から「ドカベン」を愛読する中田としては、一刻も早く漫画に追いつきたいところだが、梨田監督は「ファームでずっとやってもらう。期限を設けず、本当にやれると判断できるまで。稲葉が五輪に行くあたりに帰ってきてくれれば」という姿勢。
来週の「ドカベン」での初打席も気になるが、現実世界の中田は当分、千葉・鎌ヶ谷で地道に守備を鍛える毎日となる。