08/03/31 23:46:22 vgNRN4x50
彼らは大人のように保身のためにトラブルを避けているのでもなければ、
力や脅しで屈服されしぶしぶ入部したわけでもなければ、
金銭や綺麗な彼女欲しさで大人しくしているわけでもありません。
彼らは部長という存在を経て獲得し理解したのです。
優しさを中心とした価値という概念を。
そして茶道を通じてやがては自己の価値を、
他者の価値を、存在と生と死の価値を、
価値物事の価値を、そしてそれらを築き、拡げていく方法を。
それらは暴力の完全な支配、腕力の強さへの体質的忠誠と相対し、
高度な複雑性を持った相対的観念を形成し、
その幾重にも及ぶ拮抗が彼らを腕力Xkgと悪名Yを持つ不良Zから、
平和な生活と共に(それが西森先生の神懸ったセンスによる演出であったのも
奇跡的な幸運です)一人の“人間”へと押し上げたのです。
彼らの高校生活は、ヒロイズムの遂行や青春らしい恋愛などよりより根源的な、
人としての生き様、即ち自らの価値への挑戦そのものだったのであります。
嗚呼部長可愛いよ可愛いよ部長。