08/02/28 18:11:39 vFZXnKjA0
『喰らうことは 別離れること
呪わしき運命…
食と生存
生存と別れ』
この部分だけ取り出して読むと四行詩(ルバイヤート)みたいだが
今週号はいつになく誌的な話だった。
かつて原人が棲んでいた暗い洞穴のごとき隧道の中で
泣きながら同胞である人間の肉を食すピクルは
旧約聖書の呪われしアダムの仔、カインのようだった。
人類の祖が、『原罪』により楽園を追放され、
楽園の外の世界では生き物を殺し続けねば自らが生きられなくなったという寓話を思い出し、
ミケランジェロがシスティーナ礼拝堂に描いた一枚の絵が脳裏に浮かんだ。
URLリンク(art.pro.tok2.com)
恐らくピクルは、その生きていた時代に、自分の両親や恋人すらも手にかけて殺し
その肉を食い、彼らの命と引き換えに生き延び、現在まで命を繋いだんじゃあるまいか。
共食いの風習があったネアンデルタール人のように。
そしてピクルが泣くのは、相手との別離が悲しいというだけでなく、
やはり自分の行っている行為が呪われたものであり、
自らを罪深い存在だと自覚しているからこそ慟哭したのじゃあるまいか。
しかしパキとピクルが並んでる絵を見ればわかるが、ピクル腕長過ぎだわな