08/03/11 12:44:45 qOt5pxQ+0
>>675で書いた、ハイド&クローサーの感想がとても読み辛いので、推敲しました。
感想の主旨は前と同じです。
サンデー14号 ハイド&クローサーの感想
僕はこの連載を今号で初めて読んだのですが、あらすじと人物紹介を上手く組み合わせた作品説明のお陰で、無理なく漫画を読むことが出来ました。
サンデーの編集部で僕が唯一凄いと感じる所は、このような芸術的なあらすじや人物紹介文を書く方がおられることですね。
あれって、かなり時間を掛けないと書けないと思うのです。この漫画家は、文章を書いてくれた担当に(他の編集者かも知れないですが)感謝し
それに負けないような作品を描かないと駄目ですよね。
作品についてですが、特に目立った欠点はなく、かと言って、目立った長所もなく
少年誌で吐いて捨てる程に存在するバトル漫画の山に埋もれるであろう凡作、というのが正直な感想です。
僕はこの漫画を読んで、まず、リボーンを連想しました。
あの漫画との違いは、主人公だけでなく、縫いぐるみも積極的に戦うことでしょうか。
リボーンでは家庭教師って、主人公のキャラを立たせる補助的役柄に徹していて戦わないですよね。
この漫画も、縫いぐるみがバトルをしても迫力なんて出ませんし、おとぼけキャラ的な位置にした方がよかったのかも知れません。
あと、この作品では、敵にはバトルをするのに明確が理由があるのですが、主人公には無いってのが気になりますね。
何故、わざわざ学校に留まり、殺し合いをするのか、僕には理解出来ませんし
目的も定かでない消極的バトルでは、主人公に感情移入も出来ません。
バトルを盛り上げ、読者を引き込むには、主人公は敵に負けられない明確で主体的な理由が必要です。
ヒロインも陰が薄いですね。今号での彼女の役割は配電室の存在を主人公に伝える程度のことです。
ヒロインを舞台に出したのなら、それに見合う役割や展開を直ぐに与えないと、存在感や魅力がアッという間に消えて行ってしまいます。
バトル漫画はテンポが命なので、後でジックリと描くのでは手遅になります。
こういった欠点を考えると、作者はバトル漫画とは別向きの技能しか習得出来ていない気がします。
今号の終盤もバトル漫画らしからぬモッサリとしたテンポと演出でした。
バトル漫画なら、例えば、敵は配電盤から電源コードを配電室のドアノブに巻き付け、トラップを仕掛け、ヒロインはそれを掴み感電死する。
敵が主人公をあざ笑い、煽り始める。
主人公は怒り覚醒し、敵を結界に閉込め、空気を排除し、真空にして相手を黙らせ瞬殺して次号というように、スピーディーで爽快感重視の演出となる筈です。
まぁ、別にこんな感じでなくとも、バトル漫画の醍醐味が味わえれば何でもいいのですけど。
作者には、バトル漫画のカタルシスを理解して貰いたいですね (´ー`)y-~~