07/12/29 01:27:48 l1Q3Y2xO0
ボクはモミの木。何十年も前からこの山に生えていたんだ。
そんなある日、おじさんたちがやってきて僕を連れ去っていった。
「キミはコレから紙になってみんなの役に立つんだよ」
ボクのことをかわいそうって思う人もいるかもしれないけど、ボクはそう思わない。
だって、みんなの役に立つなんて最高じゃないか。
こうしてボクは紙になった。
ある時は最先端の研究を伝える論文の印刷された紙になったり、
ある時は孫からおばあちゃんへの大事な気持ちを伝えるお手紙になったりした。
みんなとても喜んでくれた。
「ああ、役に立ててよかったな」
そう思ってボクが眠りにつこうと思ったとき、別のおじさんが来てこういった。
「キミはまだまだ役に立てる」
こうしてボクは再生紙になった。
「うん、それで、再生紙に何が印刷されたかって?・・・ゴメン、それだけは思い出したくないんだ」