07/12/16 02:03:31 CV3CGbo/0
「だってこの世界はいつまでもこんな日々が続けば良いと願うアナタが創り出した世界」
「えっ」
「わかってたんでしょ? アナタがこの世界の創造主だって」
「……」
「今が選択の時よ。それとも、みんなを閉じ込めて永遠に今を楽しむつもり?」
「…そ、そんなこと……」
「なら認めることね。そして口にするの、自分の気持ちを」
「自分…の気持ち?」
「そう、アナタは播磨さんが好き」
「私は……播磨さんが…スキ」「妹さん…ネームのことなんだけどよー」
「はっ、播磨さん! い、今のは……」
「俺を…スキ? 妹さんが…俺を?」
「ち、違うんです!」
(また永遠にこの一年を繰り返すつもり?)
「そ…そうだよな…」
(そう……。では時計の針を四月へと戻しましょう)(待って!)
「播磨さん!」(もうおねぇちゃんを引き止めない)
「お、おう」
「私、実は男の人の広い背中が大好きで―」
「え?」
「…その…私を…おんぶしてくれませんか?」
「構わねーけど。ほらよ」
「播磨さん……」
「ん?」
「スキです」
その瞬間、世界を眩い光が包み―。
「八雲、起きて。八雲ったらぁ!」
「ん……サラ?」
「心配したよ。急に眠っちゃうのはいつものことだけど、今回は随分長くて」
「私……どれくらい眠ってたの?」
「ん…と、半日くらいかな? 播磨先輩がおんぶして連れてきてくれたんだよ」
「え……それじゃ……(アレは夢じゃなかったのかしら)」
「引き止めたんだけど、用があるからってスグ帰っちゃった」