07/11/26 17:18:04 reFwsSj90
(王の間へあがったモラウはプフと対峙しているが,プフは背中を向けている)
モラウはシャウアプフより22mほど距離とっている.
モラウ:(これは俺の煙が煙幕として機能する最大距離)
能力の未知数な敵に対してここまで近づいたモラウを不注意だと攻めるわけには
いかない.彼らの目的は護衛軍の分断であり,殲滅ではないのだから
加えて背後を見せながらなお微塵の隙も感じさせぬ相手に対し,武器を捨てた今のモラウが
十分な奇襲を出来るかどうかも疑問である.
王も居らずただ護衛軍ただ一匹が佇立するこの状況
モラウに残された選択肢は―
「いいのかい?」
(ポケットで何かを握るモラウ)
「座して死を待つ輩でもなかろう,お前さんがたは.せめて闘う相手の顔ぐらい
見て損はないだろう」
(振り返ったプフは笑みを浮かべている.驚くモラウ)
モラウ(なんて顔(わらいかた)しやがる.これはまるで……)
「親の死に目にでもあったのか?目が笑ってねえよ」(バカな質問だ,落ち着け,動揺するな)
プフ「笑みとは不思議,いやそれよりは心,それが何よりの神秘.失望?希望?
私には分からない.ああ……王はどうしてしまったのか?沸き立つこの感情はいかに?」
モラウ(意味不明な言動,好機か,危機か……)(ここはやつのペースにのった振りをするが吉!!)
「中身が複雑なのは人もあんたらも変わらんさ,話してみろよ,おま」
(言い終えぬうちにプフがモラウを睨みつける)
プフ「王は変わられた.何にかは存じ上げない.それでもなお貴方方,否我々凡夫とは
あいことなる貴賎であることは疑い得ない.」
下賎が王を同等と口にする不敬,看過することを得ぬ.
(プフの周囲がザワザワ言う.モラウ超ビビる)
モラウ(時間を稼ぐ.それだけが俺の任務.しかし,いつまでもつ!?)
プフ(私に遺された使命は王のその末を見届けさしあげること,後,速やかに死ぬこと)
プフは静かに微笑んだ,その笑みもまた彼の生涯初めての表情である
時をほぼ同じくして―
(迎賓の間?ピトーとコムギ,ゴンとキルア)
闘うべき相手を目の前にして,視線をそらすという愚をキルアは犯さない.
目前の状況を見てもそれは変わらない.
それでもキルアは,
ゴンのオーラが"静かすぎる"という一点において,驚愕を隠せなかった.
(煽り:想定外の状況三度……!)