07/11/02 23:10:09 vKbJ4pSO0
5話 限界離脱領域
檻の前に立つ花井。八雲は檻のそばに座っている。
「オイ眼鏡 何でテメーが見張ってんだヨ 出せよテメー」
「うるさい 八雲君のためにいるのだ」「ケッ」
(ただ・・・ボクが本当に気にしていることは一つ・・・八雲君・・・君がイヤがっているようには見えないことだ・・)
戸惑いつつもまんざらでもない顔の八雲。
(・・・なぜだ?まさか・・・)「ムッ!?」
播磨が八雲にひそひそ話しかけていることに気づく。
「何をこそこそ話している!」驚くオスと雌の鹿。
八「あの・・それが実はその・・播磨さんがどうしても・・その・・・したいって」
「な・・!?何をだい八雲君!!」
「えっと・・・その・・・」かあっと赤らむ八雲
播「デリカシーのねえヤロウだな 人前でワザワザんなコト言えるかよ!!」「何!!?」
「妹さん!!少しの間目ェつぶっててくれるな?」「ハ・・・ハイ!」
「ななな・・・」(八雲君がこんなに照れて・・・目をつぶるだと・・・!? 間違いない!! キス・・・!!!)
「なな・・・何を言ってるんだキサマ!!?正気か!!? こんなところで・・いやむしろ!!」
「しょーがねえだろ!!!我慢できねぇんだよ!!今スグしてーんだ!!」
「バ・・・バカな!!君はどうなんだ!!八雲君!!」
「・・・・・せ・・・生理的なモノですし・・仕方ないです・・・・先輩がしたいなら・・・」八雲赤面
(なっ・・・・・!!)
(そんな 僕の知らぬ間に・・すでに二人がそんな仲に・・)「・・いつからなんだ・・」
「あ? ケッコー前からだな」「・・よくするのか・・」「は?そりゃ日課みてーなモンだ」
「っだよさっきから 根掘り葉掘り こっちの話だテメーにゃ関係ねーだろーがよ!!!」
「花井先輩・・・あの・・もう・・」「・・・!!」
”・・・そうか・・・僕の恋は・・・僕の知らないところでとっくに終わっていたんだな・・・”
播磨を檻から出し僕の見てないところでしてくれ・・・と捨て台詞を残しその場から去る。