07/10/29 23:57:47 aCqkTjUe0
326 名前:ネオ ◆CrGPFtGjo6 [sage] 投稿日:2007/10/29(月) 23:25:55 ID:aCqkTjUe0
435話 ”さよならキルア”
ゴン「朝までお話しよう」
キルア「ゴンくん……本当にだいじょうぶかい?」
ゴン「何が?」
キルア「できることなら……帰りたくないんだ。きみのことが心配で心配で……。
ひとりで宿題やれる? レオリオやクラピカに意地悪されてもやり返してやれる?」
ゴン「ばかにすんな! ひとりでちゃんとやれるよ。約束する!」
キルアちょ、ちょっとそのへんを散歩してくる……」
ゴン「涙を見せたくなかったんだな。いいやつだなあ」
レオリオ「だれだっ。そこでにやにやしてるのは! なんだゴンか。
おれが寝ぼけてるところをよくも見たな。許せねえ!」
ゴン「わあっ、キル………」
ゴン「けんかならキルアぬきでやろう」
レオリオ「ほほう……えらいな、おまえ。そうこなくっちゃ」
空き地では、レオリオはゴンを殴り続けていた。
ボロボロになって完全にのびてしまったゴン。
レオリオ「どんなもんだい。二度とおれにさからうな」
ゴン「待て! まだ負けないぞ」
レオリオ「なんだおまえ。まだなぐられたりないのか」
ゴン「何を。勝負はこれからだ」
キルア「どこで何してんだ。最後の晩まで人に心配かけて」
レオリオ「ふう、ふう。これでこりたか。何度やっても同じことだぞ。はあ、はあ、いいかげんにあきらめろ」
ゴン「ぼくだけの力できみに勝たないと……キルアが……安心して……帰れないんだ!」
レオリオ「知ったことか!」
更にゴンをぶん殴るレオリオ。
レオリオ「いてて、やめろってば。悪かったおれの負けだ。許せ」
キルアは、ゴンにかけよった。
ゴンは全身アザだらけの姿でキルアに言う。
ゴン「勝ったよ、ぼく」
ゴン「見たろ、キルア。勝ったんだよ。ぼくひとりで。もう安心して帰れるだろキルア
家に帰り、布団に入って寝るゴン。そしてその寝顔を、涙を流しながら見つめるキルア。
翌朝、ゴンが目を覚ますと、すでにそこにはもうキルアの姿は無かった。
ママ「キルちゃんは帰ったの?」
ゴン「うん」
ガランとしてしまった自分の部屋で独り、座りながらゴンはつぶやく。
「キルア きみが帰ったら部屋ががらんとしちゃったよ。でも……
すぐになれると思う。だから………心配するなよキルア」
画バレ
URLリンク(www17.plala.or.jp)
URLリンク(162.129.70.33)
URLリンク(www.vipper.net)