07/11/07 21:50:14 sGRz+GOJ0
>>163
649 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/11/06(火) 23:30:36 ID:rbQTwuXg0
>>638
蜘蛛側(団長含む)としたら自分&仲間=善、他=悪という認識だろ?
別に特別なことじゃない。
それと冨樫が読者視点で明確な善悪の境界線を取り払う描写をしている
ことと、ハンタの世界に蔓延している倫理観の歪みへの疑問は別物。
弱肉強食の狂った世界観とキャラの個々の感情とに矛盾がある。
その歪となってるがゴン。
主人公に魅力がないと言われるがこれはハンタ世界の異常さのしわよせ
を受けてるだけだ。
770 :名無しさんの次レスにご期待下さい:2007/11/07(水) 19:20:37 ID:sGRz+GOJ0
>>649
まだ理解できていない様だから、違う視点から説明すると
ハンタの世界には弱肉強食という理に無自覚なキャラと
そうでないそれを自覚しているキャラがいる
まず前者はゴンを始めとするたいていのキャラが当てはまる
これらの理に無自覚なキャラはそれぞれの
信念(善悪論でも弱肉強食という理でもない)を持ち行動している
無関係な他者を殺す旅団に怒るゴン、団長へのおもいで行動するパクノダ、
仲間のために復讐を誓うノブナガは一見善悪論で動いている様におもえるが
ゴンも殺しに拒絶感を持っているが真剣勝負ならば相手が
死んでもかまわないと思っている(対レイザー、対蟻)
ゴン達がビノールトやゲンスルー達を見逃したのも、
その行為によってどれだけ他者に被害が及んでも、
単純に自分達が善、相手が悪という立場ではなかったので
裁く事はしなかった
旅団は無関係な人達をたくさん殺し、盗み、時には団員をおもい行動したり
流星街の人間に情けをかける様な慈善活動もする
上の文から必ずしも善悪論が彼らの信念の一つではない事がわかる
そしてこれらのキャラは自分達の信念を持ち行動していても、
ハンタの世界の理に影響を受け結果として理にそった行動をしている
例えば不殺を掲げる作品の中でどれだけ残虐で非道なキャラがいたとしても
誰も殺す事ができないという事と同じである
これは作者と作品の中のキャラという絶対的な差から生じるものである
冨樫はこの理を作中で貫くため、これを全てのキャラの信念にするという
不自然な状況をつくるのではなく、それぞれの異なる信念を持つキャラが
結果的に影響を受け理の一部を担うという手法をとった