07/09/25 23:05:37 ZnV6AAkrO
もしも願い一つだけ叶うなら、この友情だけは壊さないで…第145話 ‐Beautiful World-
「さて…大事な話を聞きましょうか」
微笑みながら話し掛ける西沢さん。
意を決っしたヒナギクは遂に覚悟を決めて話を切り出す。
「私、いつだったかハヤテ君と貴女の事応援するっていったわよね?」
「あ、はいwヒナさんみたいな人が味方になってくれたら凄くたのもしいなぁ~って思ってましたwヒナさんて料理とかお裁縫とか上手そうだし、わたしそういうのあまりうまくないから…教えてもらうついでに一緒にお菓子つくったり、編み物したり
あ、ほら!ヒナさんに好きな人とか彼氏さんとか出来たら、ハヤテ君がどうだとか、彼氏さんがどうだとか。二人で楽しくお喋りして、たまには悩みとか打ち明けあったりして…きっと楽しいくなるなって!ずっと思ってました!」
笑顔で話す西沢さんにもう一度躊躇するもついに俯きながらも口をひらく…
「たしかに…それは楽しそうね…けどそれは出来ないの…」
顔を上げて、えっ?といった感じの表情をみせる西沢さんに目線をあわせると、泣きながら叫んだ。
「私もハヤテ君の事が好きなの!!」
一方の愛沢邸ではハヤテとマリアさん、愛沢父でナギを探しているところ、ちょうど起きて来た愛沢姉妹と出くわす。
ひと漫才打ったあと、愛沢姉妹からナギが愛沢家所有の観覧車がある公園にの方へいった事を聞いたハヤテは、姉妹をマリアさんに預けて公園へと急ぐ。
観覧車からおりる西沢さんとヒナギク。
その間二人が話した気配はない。
そのまま桜の下を暫くあるいた所で、西沢さんが口を開く。
「ホントは私…もしたしたら…っておもってました。」
西沢さんの言葉に彼女の方を見るが、その表情に薄く涙を浮かべてるのを見て視線を戻した。西沢さんがつづける。
「でも、いいんですwだってほら!二人でハヤテ君を振り向かせようって、そう頑張りあったらきっと素敵な女の子になれると思うんです。
そりゃ…何時かはどっちか…もしかしたら二人共ハヤテ君を諦めなきゃいけないけど、そうして過ごした時間はきっと無駄にならないと思います!」
そういって笑いかける西沢さん。
そしてヒナギクも口を開く。
「そうね…わたし…私だって負けないから!貴女ががんばっても、それよりもっとガンバってハヤテ君を振り向かせてみせるんだから!」
「私だって負けません!」
そして二人は握手をする
「でも…これからは親友であり恋敵なんだから、敬語はあまりよくないわね…これからは私の事はヒナってん呼んでwわたしもそのほうがしっくり来るわw」
「じゃあヒナさんも私の事、歩ってよんでくださいw…じゃなくて、呼んでw」
「わかったわ。それじゃあ帰りましょうかw」
「はいw」
二人で公園の出口と向きをかえたとき、もう一人の立ち尽くしたままの少女が目にはいった。
「あら、ナギこんなところで会うなんて偶然ね。桜があまりに綺麗だから見に来たのかしら?マリアさんとハヤテ君も一緒なのかしら?」
そういって肩に置かれたヒナギクの手を振り払うと、涙を浮かべてナギが言い放つ。
「おまえも…ハヤテの事が好きなのか!?」
その言葉に戸惑うヒナギク。
いっぽ離れて見守る西沢さん。
次号に続く。