07/09/21 19:47:42 MxIpZVvn0
いまさらだが書かせてくれ。
バキがどこで駄目になったかと言うと、矢張り最大トーナメント以後に勇次郎と戦わなかったことに尽きる。
トーナメント→独歩や渋川らから特訓→ジャックを相手にスパーリング→決戦!
という、少年篇と全く同じ流れをリフレインすれば、グラップラー刃牙は全60巻ぐらいで格闘マンガの金字塔になれたはず。
しかし周知の通りその流れはなかった。確かにその時のバキでは勇次郎には敵いそうになかったから、死刑囚(仮想勇次郎)と戦うのは論理的に間違っていない。
ただし問題なのはここで、「力を信奉するものはみな勇次郎の首を狙っている」と言う重要なテーゼがなくなってしまったのだ。
「敗北を知りたければ勇次郎に戦いを挑めばいいじゃん」と言う疑問に答えられなかったために、勇次郎が「例外」になってしまった。
つまり勇次郎は神様になっちゃったのだね、この時点で。
だから以降の勇次郎は精彩を欠くことになる。そして物語自体も。
希代のキャラクターを自分の手で潰したんだからそりゃあしゃーナイ。