07/07/11 21:32:39 B9JHbsfg0
(>>336のつづき)
ちなみに前述のコミックス第三巻の扉では、フォルゴレとキャンチョメの出会いが描かれている。
時期的には、フォルゴレがライオンからカバとして生き様と決断した頃っぽい。
ということは、もしかしたらキャンチョメはフォルゴレに口に止まった小鳥の第一号だったのかもしれない。
その小鳥がちゃんと口に止まってくれたお陰で、フォルゴレはその生き方の正しさを確信したのかもしれない。
となると、キャンチョメをあそこまで強くしたのはフォルゴレである一方、今の「無敵フォルゴレ」の発起点はキャンチョメだったということになる。
まさにこの二人、互いが必要不可欠だった立派なコンビであった。
ただ今回の別れにおいて、惜しむらくは、最後の最後でルシカのことに触れてほしかったことだ。
ルシカは今頃、何も知らずに羊と戯れてるかもしれない。
憧れのキャンチョメ兄ちゃんの事を思い描いてるかもしれない。
フォルゴレとあの様な別れをした事も知らずに・・・。
・・・、
ヘタレで泣き虫のキャンチョメは消えたけど、彼よりヘタレで泣き虫の自分の心には、何か大切な物が残った気がするのだな。