07/07/11 21:31:42 B9JHbsfg0
さて、今、コミックス第三巻を読んでいる。
キャンチョメ&フォルゴレの初登場の回なのだが、このコンビが数々の苦楽を経て、あの様な別れに至る事には言い様の無い感慨を覚えた。
ヘタレで泣いてばかりのキャンチョメ。
対して攻撃力は無いがガッツはある無敵フォルゴレ。
このコンビには大になる笑いと、勇気と、そして感動を与えてくれた。
闘病生活を強いられてる子供たち、ルシカ、キッド&ナゾナゾ博士、ルーパーとパピー(そしてゴーム・・・?)と、彼等によって笑顔を得た者たちがそれを証明してくれている。
あの様な予想外の展開にはなったが、最後の最後、キャンチョメがゴームにしてあげたことは、まさに彼らしい振る舞いではなかったか。
嫌な奴に報復だ制裁だといって、思い知らせてやることは簡単だ。
2ちゃんとかで罵倒レスをつけるのは簡単だし、NGIDであぼーんとかは楽チンだ。
だがしかし、それは己の弱さや惨めさ、心の狭さをあらわしてることにはならないか。
そういうことをしないで、むしろ相手の心を救うために働きかけるなんて事は、並大抵のことじゃ出来ない。
でもキャンチョメとフォルゴレはそれを見事にやってのけた。
たとえそれが仇になろうとも、ライオンとしてはばかるよりもカバとして消えた方が、十分に意義のあることだ。