07/08/29 22:08:44 jUjqjy770
・帰り道「あ、そうだ伍助ちゃんよ。 ウチ寄ってかねぇか? たまにゃお義兄さんがごちそうしちゃうぜ。 さっき腹の虫がなっていたからな」とごっちんを家に誘う摂津。
・が「…いや…」妙に恥ずかしそうな顔で断るごっちん。「!あ~そっかすまねぇな。新婚さんにバカな事聞いちまったぜこりゃ」と去っていく摂津。 さらに恥ずかしそうなごっちん。
・「おかえりごっちん!遅かったね!」満面の笑みで迎える志乃。なな菜村の一件で殴られた事に反省し、志乃にちゃんと日をまたぐかもしれないと伝えていた模様。
・が、「う、うむ。うさぎ道場の存続の為の大事な集いでな…」借金の事は話していない様子。
・「今日のお昼は…アジ! やったよごっちん!二十八文を二十文に値切ったよ!」八文値切って嬉しそうな志乃を見て、ごっちん凄く気まずそう。
・ごはんを食べながら(借金…無くなればいいのだが…ムリか…)と途方に暮れるごっちん。
・夜、(もうすぐか…一万両…オレの目標…オレの夢…)寝床で金の勘定をしながらかつての事を回想している華屋。
・「やかましい奴よ。 一両二両でガタガタと抜かすでない」とふてぶてしく言う酔った武士に「ふざけんな一両二両じゃねぇ! 積もり積もって百三十両だ! てめぇ本気か!?」
激怒する若かりし日の華屋。
・が、そんな華屋に対し「本気だ。お主に返す気などさらさらない。 教えてやろう。 武勲…体面…君主…武士には命をかけて成すべき事守るべきモノがある。
当然その為には多くの出費がかさむ。 その為に金を出せる事を誇りに思え。お主らその日暮らしの町人には理解できぬであろう。 武士というのはつらいのだ。 お主が思っている以上にな?」
と酒を呷りながら語る武士。
・「…そりゃあ、あれか? 貸した金が返ってこねえよりもか?」切れる寸前の華屋。 「…残念だ。 やはり”ただ生きてる”だけの獣のような人間には崇高な理念は理解し得ぬようだな。
ふん…まぁおおよそ、あのガキも貴様のような低俗な獣に育つのだろうな」 後ろで眠る赤子のキクを指された途端、華屋ぶち切れ。 算盤で武士を殴りつける。
・それに対し「無礼者!」と武士も激怒。 酒瓶で華屋を殴りつけ「志一つ持たぬクズめ…お主に生きている価値などないわ!」刀を抜く武士。
・が、臆することなく武士を睨み付ける華屋。 怯む武士に「あと五年で一万両貯めてやる。 これが華屋加四郎の目標だ。 これが出来りゃあ人間なんだろう? お侍様よぉ」
・そんな事を思い出しながら(見てろよキク…。 どんな奴にもバカにされねェ…父親になるからよ…)眠るキクに決意をする華屋。
・所変わってどっかの長屋。「おい、本当なんだろうな?」「なんだよもぉ、疑りぶかいなぁ。」訝しむ町人達に笑顔の田丸。
・「これでマジ借金チャラになんの?」「なるなる!オレも千両借りてるし!」自信たっぷりの田丸を訝しみながらも何かを用意している町人達。
・それを見ながら「うん、よしよし。いい感じ!」凄く悪そうな笑顔の田丸。 そこに居たのは達磨の被り物をした町人達。
・「じゃ…、明日から始めよっか!借金踏み倒すために!」と田丸。
・「浪人侍・田丸、金返す気無かった!!」で引き。
というわけで田丸さん、やっぱり悪人でした。 >>569正解かもよ。