07/05/09 00:25:37 eOMtQIOa0
@岸本伝説其の弐
ブラジルの忍者を夢見る孤児たちを育てる団体に、岸本が手裏剣を送ったことがあった。
それも、200個もの手裏剣を。 子供たちは、とても喜んだ。
しばらくして、やはり里が同団体に手裏剣を寄付することになった。
エージェントが現地へ赴き、少年たちに手裏剣を渡す。
少年たちはやはり喜んだが、渡された木の葉の手裏剣を見て
「木の葉ではなくて、メーカーは『岸本』が良かった。」
「『岸本』の手裏剣はとても使いやすかった」
と口々に言う。
里のエージェントは首をひねった。岸本?そんなメーカーがあっただろうか。
「これだ」と、手渡されたボロボロの手裏剣を見てエージェントは驚いた。
すでにかすれてしまっているものの、手裏剣にははっきりとサインペンで
「大した奴だ・・・ 岸本」
と、現地の言葉で記した跡があった。
200個もの手裏剣全てに岸本は自筆のメッセージとサインを入れ、
それを子供たちは「岸本」というメーカーの手裏剣であると思い込んでいたのだ。