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サンデーの編集長が、新人漫画家の3人の若者の中で誰をデビューさせるか長いこと考えていた。
そこで彼は3人に漫画を描かせ、彼らがどんな漫画を描くか見ることにした。
一人目の若者は、高価なペンと高級な製図用具を買い、最高のアシスタントを雇い、漫画を完璧に見せるために金を沢山使ってこう言った。
「私はサンデーをとても愛しています。だから、あなたがサンデーで一番の漫画家を持っているとみんなに思ってほしいんです」
二人目の若者は、恩師になるかも知れないその編集長のために、緻密なプロットやシナリオ、 愛嬌のあるキャラクターを描いて、技術を残らず使いきると、こう言った。
「私にとってはあなたが一番大切な人です。だから新規読者を獲得して、あなたに良いニュースになるようにしました」
最後の若者は、コミックスを発売し、1巻だけで売上が200万部を超える大ヒットを生み出した。
「私はサンデーをとても愛しています。売上は、私が読者にごまかしをしない、堅実な漫画家であることをあなたに分かってもらえたと思います」
編集長は考え、あだち・高橋・椎名をプッシュした。