07/06/21 03:34:33 hURvz+XH0
>>212
>松山編は松山の掘り下げは放棄して
>伍助と志乃の絆を深めるところに焦点を絞ったんだと思う
>志乃と松山の関係にケリがついただけというか
だからこそ浅いマンガだという印象がついてしまった。
そもそも物語の始まりや、主人公の設定が「武家社会に対する疑問」である。
第1話では父や兄の死、着物のことなど、武家社会の価値観を「ばからしい」と感じる主人公をひたすらモノローグで強調。
主人公が志乃に惹かれるのは、そんなくだらない価値観に捕われないからである。
つまり主人公の志乃に対する思いは、武家社会の価値観に対するアンチテーゼからなる。
よって志乃との絆を深めることと、武家社会へのアンチテーゼを全く切り離して考えるのはおかしい。
それなのに松山のエピソードでは、武家社会に対する主人公の考えが全く語られない。
松山が志乃がいかに至らない妻であるかを、性格が悪いにしても、武士の立場で語っているのに、
それに対する主人公のモノローグは
「志乃はがんばっていたのではないか」
焦点がずれているとしかいいようがない。
せめて、
「志乃のすごさがわからぬ松山は小さい男」
ぐらいのことを思うべきだろ。
そうでないと主人公の信念、そして志乃への思いが全く伝わってこない。
確固たる信念を読者に印象付けられないキャラは、ジャンプ漫画の主役としてふさわしくない。