07/02/28 21:43:47 ClHtcUFB0
ラケットを落とし苦しむ熊
駆け寄る久勢北メンバー
ヒロム「岩熊さん!」
山「おっさん!!」
熊「すまんのう・・・」
川「な、何故黙っていたんです!?まだ腕が・・・?」
「焦らずともじっくり治してからで・・・」
熊「いや・・・もうダメみたいなんじゃ」
STEP22 戦いのあと
朝、通学中の眞白の回想
王華との練習試合は終わった
結局岩熊先輩の腕は完治していなかった
熊「短時間ならできんことはないんだがのぅ」
「どうやら試合は無理みたいじゃ、
今回の試合は自分自身どこまで行けるか試したかったんじゃが」
川「だからって・・・!」
ヒロム「岩熊さんずっと無理してた・・・」
熊「すまんのう、お前さんとやるときはいつもこうじゃ」
馬「ば、馬鹿め、治ってない腕で練習試合など、何故だ!!」
熊「儂の罪滅ぼしじゃ」
馬「何?」
熊「一つは、お前さんとちゃんとした決着を、去年はすまんかったの」
馬「・・・!!」
熊「そしてもう一つ」
2年ズに顔を向けて
熊「去年はすまん!!儂のせいで全国に!!」
川「馬鹿な・・・」
熊「後輩たちに、何か残したくてのぉ、見せてやりたかったんじゃそして・・・」
「あとは頼む」