07/03/08 00:15:59 7HF5hkqY0
犯人は弁護士で筋を考えると・・・
黒沼は遭難事故で神城さんの死亡原因を作ったのが瀬倉、鱒井、一志、次生
の4人だと知り復讐を思い立った。4人を偽の遺産相続を餌にして雪稜山荘に呼び出し
自分は状況をリードしやすい弁護士という立場を取って紛れ込んだ。
第一の犯行:瀬倉の部屋に忍び込んで後ろから殴るなどして殺害。ベットに死体を寝せて
角状のドライアイスで死体を囲み、シーツを敷いて死体を隠す。死体が短時間で凍りついたのは
ドライアイスのせい。これで一見しただけでは普通のベットにしか見えなくなる。そして
金田一や剣持らに瀬倉の部屋の不在を確認させる。その後犯人は早くドライアイスを昇華させるために、
外から鉄格子越しにストーブのスイッチをいれてドライアイスを割った。石油タンクが異常に重かったのは
十分に部屋を暖めるためである。またこのとき便利棒としてピッケルを使った
のである。ただ、ピッケルは鉄格子を通らないので死体に刺して残して行くしかなかった。
今後の犯行が雪霊に見立てられるのはピッケルの不自然さをカモフラージュするためである。
そしてシーツを回収し、窓を開けて熱気と二酸化炭素を開放すれば密室殺人の完成。
第二の犯行:この犯行の下準備は雪稜山荘に集まる前に始まっていた。山荘に呼ぶ前に
黒沼は一志と会い、次生を殺し一志が1人2役をする事により、次生の分の遺産を横取りし、
山分けしようと持ちかける。黒沼は次生を殺したと一志に嘘を言って、一人二役をしろと命ずる。
一方黒沼は次生にも会い一志を殺して一志の遺産を山分けにしよう。俺にいい考えがある。
俺の言うとおりにしてくれと持ちかける。これで次生は黒沼の言いなりになる。
そして鱒井を殺害し、ピッケルが投げ込まれた時にアリバイが出来るよう金田一達の
近くに行く。黒沼は次生に一志を怖がらせるためにピッケルを投げろとでも命じてピッケルを
投げさせた。
第三の犯行:一志が逃げたと知った黒沼は次生に一志を捕まえるよう命ずる。一志は
次生が死んだと思ってるので幽霊と叫んで山荘に引き返す。そこで黒沼に殺害される。
第四の犯行:ダイイングメッセージは散々既出のとおり向日葵→弁護士