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子供のテレビアニメ離れが加速している。視聴率は年々下降し、かつて多くの人気番組が登場した
ゴールデンタイム(午後7-10時)からは「まんが日本昔ばなし」などアニメ番組の撤退が続く。
一方、深夜時間帯では大人向けに多様なジャンルのアニメが競合し、複雑に変化している。
「アニメはもう子供たちのファーストチョイスではないんですよ」。民放キー局でもアニメに力を
入れてきたテレビ東京の大木努広報・IR部長はため息まじりに語る。調査会社ビデオリサーチによると、
2001年に6・2%だったアニメ番組の年間平均視聴率(関東地区)は昨年3・6%に。常に10%以上が
期待できるのは「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」など数えるほどだ。
少子化に加え、塾や習い事でアニメの放送時間帯に自宅にいない子供も多く、家庭用ゲーム機の
普及が拍車を掛けた-と大木部長は分析する。象徴的なのが昨年秋のフジテレビの番組改編。
「ONE PIECE」が日曜朝(関東地区)に移るなどゴールデンタイムからアニメが消えた。
「ドラゴンボール」といった人気番組を生んだ同局だけにアニメ凋落を印象づけた。
「Dr.スランプ アラレちゃん」など視聴率30%を超すヒット作が続いた1970年代後半から
80年代までの隆盛は、もはや過去のものだ。一方で盛り上がっているのが深夜帯アニメ。美少女もの、
ロボットものなど内容は多彩。現在、民放キー局は現在、関東地区で週に15本以上を放送している。
視聴率が期待できない深夜帯でなぜアニメが増えるのか? アニメ専門誌「アニメージュ」の
松下俊也編集長は「テレビ局の狙いが視聴率から、番組をDVD化するなどした関連商品の売り上げに
移っているため」と説明する。DVDが一万枚売れれば採算が取れ、関連商品や海外販売の展開も
可能というわけだ。キー局幹部も「関連商品で確実にもうけられるから、低視聴率でも気にならない」と明かす。
テレビアニメは、もはや大人のものなのか。大木部長は「テレビアニメは愛や正義の大切さを子供に
伝えてきた。子供がコアなファンとなる作品を作り続けることは、テレビメディアの責任だ」と話している。(一部略)
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