むかしむかしat WARHIS
むかしむかし - 暇つぶし2ch331:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 19:30:59
>>326-327
覗かせていただきました。ありがとうございます。
励んでまいりますので、これからもよろしくお願いします。

332:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 19:43:22
>>331
職人乙
毎日楽しみにこの超大作を見させてもらってます。

333:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:01:32
クマッタを殺害した888は彼に成り代わってその名を用い、
広漢を怨嗟のこだまする生き地獄へと作り変えていた。
口でこそ版図の拡大をうたっていたものの、器の小さい偽クマッタは
覇業よりも民を虐げることに快感を覚えていたのである。
民は過日の善政を思い出しては、太守の変貌ぶりを嘆いていた。

「ああ、どうにも刺激が足りないな。もっと盛大な阿鼻叫喚を聞きたいもんだが。」
「いっそ州城を燃やしちまうか。広漢郡は不穏分子のたまり場だったからな。」
「ちょっと“言い繕って”孔明に報告すりゃ、歓心を買えるだろうしな…。」

自分の良からぬ思い付きに酔いしれると、偽クマッタは早速腹心に仔細を言い渡した。
すなわち四方の門に魚油を滲みこませた枯芝を配置し、三更に火を放てと。
もちろん、その直後に888は郡城を抜け出すと、遠望のきく山へと向かったことは言うまでもない。

三更の頃。
たちまちに放たれた火はその勢いを増し、風に煽られて郡城を埋め尽くした。
逃げ場を失い焼け死ぬ者、城壁から飛び降りて死ぬ者は数知れず、
偽クマッタはそれを眺めながら大いに笑い、孔明の赴任している成都へと発った。

一方、とある山中にて。

果物キラー「おっ、見ろよ。すっげえ流れ星だぜ!」
ザビエル「ほお…これは見事な。いったいどれほどの数が降り注いでいるのでしょうな。」
ひょーりみ「本当に綺麗だ。そうだ、願い事でもしちゃおうかなあ~」

334:聖天使ザビエル∬》^_ゝ^》つ† ◆llkBnTV0DI
08/01/16 20:21:16
偽クマッタwwwコテの特徴が上手く書かれていますねwww

335:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:23:02
ザビエルは美化されてるよなw

336:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 20:25:12
>>335
ザビエル自演すんなや

337:聖天使ザビエル∬》^_ゝ^》つ† ◆llkBnTV0DI
08/01/16 20:27:58
>>336 自演してませんよ。吉野家スレを懐かしく見ていました

338:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 21:03:15
広漢の郡城に帰り着いたひょーりみ一行は、その惨状を目の当たりにした。
もはや区別もつかないが、累々の焼死体の中には彼らの知人も多いことだろう。

「ちっ…畜生、畜生、畜生!」 瓦礫を蹴り、行き場のない怒りをぶつける果物キラー。
「どなたも、助かってはおりますまいね。」 肩を震わせ、静かに涙を流すザビエル。
「多くのものを、失ってしまったね。」 無感動に、ぽつりとこぼすひょーりみ。

三人はしばらく無言のまま立ち尽くしていたが、やがてひょーりみが口を開く。

「…僕は関中に向かおうと思う。自分に力がないことが悔しくて、苦しむのはもう嫌だから。」
「関中に行って強い力を味方につけようと思う。広漢の、天下の仇を討つためにさ。」
「ザビエル、果物キラー、君たちとはここでお別れかな。今まで、ありがとう。」

「何を仰るのです。ひょーりみ殿がお立ちになるなら、私もぜひお手伝いをいたしますぞ。」

そう反論するザビエル。その隣で激しく首を縦に振って同意を示す果物キラー。

ひょーりみ「君たちの気持ちは嬉しい。でも、人生は二度とめぐってはこないんだよ。」
ザビエル「…ええ、ひょーりみ殿。二度と再びめぐってこないから、人生とは甘美なのです。」
果物キラー「ああ、その通りだぜ。安穏と暮らしてても、世がこんなじゃあちっとも安まらねえや。」

二人の言葉を聞くと、ひょーりみは嬉しそうに微笑む。

「ありがとう。それじゃあ、いずれ君たちの力を借りようと思う。必ずね。」
「だけど、今はここで別れたほうがいいよ。三人がそれぞれの行き先で自分を磨き、」
「味方を見つけ、力を得て、そしてまたここで会おう。次に会うときは、出陣の時だね。」

三人はしばらく友の顔を惜しむように眺め、やがて異なる道を歩みだした。決して振り返ることなく。

339:ひょーりみ ◆7rAzqBFcf.
08/01/16 21:05:16
前々から思ってたんだけどザビエルと組まさんでもらいたいんだよネ
おじさん彼が嫌いなんだ^^

340:二番手
08/01/16 21:06:06
>>339
路線の変更は、多分もうできないと思います。

341:二番手
08/01/16 21:29:26
わかりにくいと思ったので、現在の位置関係を地図にしました。

URLリンク(www6.uploader.jp)

342:無名武将@お腹せっぷく
08/01/16 21:38:15
>>339
最初に言うべきだったな
ま、何はともあれ乙

343:魔法剣士情熱的 ◆DWSEsadVNQ
08/01/16 23:53:32
二番手こそ天下無双のもののふよ!

344:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 15:59:13
実はあるコテだけど、俺もこのスレ楽しんでる。
どんなチョイ役でも、出してくれるとうれしいな。
(まだ一度も出て来てないコテです。)


345:二番手
08/01/17 16:13:27
予想以上に多くのコテさんが読んでいらっしゃるのを見て驚きました。
ご覧になっているのを知ってしまうと、書いていて心苦しいこともありますが、
必ずしも全員のお気持ちを汲み取ることはできないかもしれません。
それでも宜しければ、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

346:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 17:54:26
>>344

自分で小説を書けばOK。俺もそうしたのだww

347:二番手
08/01/17 20:59:29
時代錯誤的な復古政治で混乱していた揚州の転換期は、まさにこの日であった。
かつて朝廷の高官であり、現在は職を辞して地方に下っていたKowLoonと会見した雷音は
切々と現状の打破のために力を貸して欲しいと説いたが、
徹底した原則主義者のKowLoonは建前上法を遵守している金の排斥をよしとしなかった。

雷音「…ですから、是非にKowLoon殿のお力が必要なのです。どうか、何卒…」
KowLoon「困りましたな。現状に些かの問題はあれ、金侯は何ら法を犯してはいないのですよ。」
雷音「KowLoon殿、揚州の深刻な飢餓を「些かの問題」とは、お言葉が過ぎましょうぞ!」
KowLoon「…私が心配するのは民草の飢餓よりも、むしろ無法な政変がまかり通ることでござる。」
雷音「KowLoon殿!」
KowLoon「雷音将軍。そもそもあなたは分を弁えられよ。一武官が政治に介入するなど、前例がない!」
雷音「……。何を申しても暖簾に腕押しのようでございますな。御免!」

雷音は席を蹴って退席し、自宅へとって返す。
隠れ麋竺オタは雷音の気が鎮まるのを待ち、次善の策を説いた。

「『江南の二絶』と呼ばれる名文家、渦中の司馬懿とsleepknotをご存知でしょうか。」
「上からの改善が成り立たぬのであれば、下からの改善をなすほかはあるまいかと。」

雷音はこの提言を受け入れると、家人の星英をして秘密裏に二人を呼び寄せ、
大衆の心を巧みに煽動するように文面を凝らした檄文をしたためさせた。
金宰陽自身の行状はおろか、父・金正日、祖父・蕎序に及ぶまでの誹謗中傷を連ねた
この檄文は本来非難されてしかるべきであるが、非常に美しい修辞を用いて書かれていたため
後世では名文とされ、漢文の教科書にも採用されることになるが、それはさておき。
この文章が揚州全土に流布すると、各地の太守はおろか、民衆までもが義勇兵となる
大規模な反乱が勃発した。

348:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:07:59
お、来てた。お疲れ様です

349:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:16:32
金かわいそうだろ

350:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 21:18:30
>>349
ネタはネタとして(ry

351:二番手
08/01/17 21:37:37
古今東西、反乱軍は指揮系統が惰弱だという弱点を内包している。
まして豪族の連合体である揚州にあって指揮系統を一本化させることは
中堅の武官である雷音には到底不可能であったため、彼女は、
かつて鬼神と称されながら病を得て昏睡状態にあるムコーニン将軍を旗頭に擁立し
その代理という名目で各地の太守に命令書を発行した。その陣容は以下のとおりである。

【総大将】 車騎将軍のムコーニン
【機密担当軍師】 会稽太守、討逆将軍の雷音
【書記官】 記室参軍の渦中の司馬懿
【書記官】 記室参軍のsleepknot
【金銭糧食担当頭領】 盧陵太守、威虜将軍のはいだらー
【騎兵軍頭領】 豫章太守、破虜将軍の宇喜多直家信者
【歩兵軍頭領】 ?陽太守、宣徳将軍の仙台藩百姓
【水軍頭領】 新都太守、討寇総軍の無双ファン
【騎兵軍将校】 義勇軍のリンリン大友
【歩兵軍将校】 義勇軍のはにわ様
【水軍将校】 義勇軍のアダルト日出夫

序列が定まった後、反乱軍は一斉に丹陽郡へと侵攻する。
攻勢を維持できるか否かは、丹陽を落とせるかどうかに懸かっていた。

352:二番手
08/01/17 22:26:20
陣幕にて、反乱軍の諸将による会談が行われていた。

宇喜多直家信者「…ついにこの時が参りましたな。武者震いがいたします。」
仙台藩百姓「ははは。臆病風に吹かれたの間違いではないですかな?」
宇喜多直家信者「何だと!?」

いつものように口論を始める二将。雷音はやめないか、と嗜めた後に口を開く。

「揚州の危急存亡の秋に際しての諸将の義挙、ムコーニン将軍に代わって御礼申し上げます。」
「至らぬ身ではございますが、粉骨砕身努力いたしますので、何卒お力添えをお願いいたします。」

雷音が一礼すると、暖かい拍手が挨拶を締めくくる。陣幕には良い雰囲気が流れていた。

無双ファン「それにしても両先生の檄文には感動したぜ。なんかこう、熱くなってくるんだよな。」
リンリン大友「分かりますよ。私も、仕官を断られた時は諦めて故郷に帰るつもりだったのですが…。」
渦中の司馬懿「なんの。思いのたけを紙にぶつけただけですよ。そうでしょう、sleepknotどの。」
sleepknot「(うほっ、いい男が多いな…)」

はにわ様「そうだ、これからの団結を期して酒盛りと参りますか!」
アダルト日出夫「おお、良いですなぁ!」

この二人の提言に続き、そうだ、そうだという声があがる。
雷音はこれを一蹴すると、その理由を説明した。

「古来、いくさの勝利は、将才をもって天運を引き付けて初めて得られるのです。」
「一瞬の油断は将才のある者のすることではないし、天運にも見放される行為でしょう。」

この諸将はこの言葉に納得すると、おのおのの持ち場に着いた。

353:二番手
08/01/17 23:02:55
交州に派遣された八戸ロコ金四郎という男をご存知だろうか。
出自は不明ながら処世術に長け、婚姻を利用して八戸家、ロコ家、金家の戸籍を得た男である。
当人にはさしたる才知はなかったが、日の出の勢いの八戸家、名門ロコ家・金家の家格は
彼にとって大いに有利に働き、今では交州の軍政を統括する侯となっていた。

「ほ~お、揚州の南部が決起、宰陽大人が苦境に立たされている、か。」
「ここは静観して勝ったほうに恩を売るのが賢いが、俺が流れを変えるのも一興だぜ。」
「どのみち俺が宰陽大人につけば反乱軍は挟撃を受けてにっちもさっちもいかなくなる。」
「ハハハハハッ、また出世の神様が俺に微笑んでるのかもしれねえな。」

金四郎は出陣を即断、二万余の軍勢を率いて揚州の南部に向けて出陣。
北上した反乱軍の虚を突き、一気に瓦解させるのが目的である。
一方、反乱軍の陣幕では。

はいだらー「雷音将軍。念のため斥候を放っておいたのですが、厄介な報せが届きましたぞ。」
雷音「厄介な知らせ。というと…?」
はいだらー「交州の八戸ロコ金四郎が、血縁と新党朝への忠義を楯に揚州南部へ進撃中とのこと。」
雷音「…なるほど。それは迂闊でしたね。」
はいだらー「酒盛りをお止めになったことが、不幸中の幸いでした。今ならばまだ間に合います。」
雷音「ええ。一挙に丹陽を落とし、短期決戦で揚州を席巻できなかったのは悔しいけれど…。」
はいだらー「長期戦は必至、ですな。…兵站と財務はお任せを。」

こうして、雷音は諸将に撤退を命令する。反乱軍は烏合の衆とはいえ、この危機に際してよく団結し、
南北に抱える敵の侵入を決して許さなかった。まさに呉越同舟の言葉どおりだろう。
これ以後、金軍と雷音軍は睨みあいを続けたまま、時を過ごすこととなる。

354:二番手
08/01/17 23:04:40
きょうはこのあたりで。
次回はひょーりみと老党の接触を書きます。

355:二番手
08/01/17 23:33:29
そういえば、話も長くなってきましたし、
さまざまな境遇のコテも出てきましたが、
これまでのこと・これからのことでご意見がございましたら
どんなことでも書いてくださいますと、
今後の細部の作り込みの指針になりますので大変嬉しいです。

356:無名武将@お腹せっぷく
08/01/17 23:50:28
今年の3日目くらいから見ています、頑張ってください。
あ、でも作者さんは違うんですよね?

357:二番手
08/01/17 23:56:50
ありがとうございますw
はい、私は>>275以降ネタを投下してるんです。
ひょーりみさんとザビエルさんを組ませたのは、
前の職人さんのネタを参考にさせていただきました。

358:無名武将@お腹せっぷく
08/01/18 12:25:07
あわびも出してあげて!


359:猿コテ
08/01/18 20:37:54
好きに書いてみて欲しい。
一番良くないのはコテハンへの遠慮なのだから。

360:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 10:12:45
>>351
はにわ様=八戸のぶながだぞw

361:二番手
08/01/19 10:27:39
ご意見、ありがとうございます。
昨日は疲れてて、更新を欠かしてしまいました…
今日は投下しますね。

362:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 10:49:43
無理すんなよ、気長に待ってるから。

363:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 15:54:44
まさに三戦板、唯一の良スレ。

364:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 17:37:01
「うほっ」ワロタ

365:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 18:40:54
そろそろ投下?

366:二番手
08/01/19 19:13:28
漢中の豪族、剥家の当主剥離は仁者として知られ、よく旅人を遇することで知られていた。
ひょーりみは関中への途上でここに立ち寄ると、剥離と歓談して宿舎の提供を受ける。

「気楽でいいねえ。やっぱり旅は一人に限るよ。」

義舎で空腹を満たしながらそんな事を考えていると、一人の書生風の青年が声を掛けた。

青年「いや~、突然すみませんね。話し相手が欲しかったものですから。」
ひょーりみ「いえいえ。どちらからいらしたのですか?」
青年「ああ、僕は先月まで鮑家荘に逗留していたのですが、そろそろお暇して…関中へ向かおうかと。」
ひょーりみ「関中へ! 偶然ですね、僕もこれからそちらの方に。」
青年「あはは、そのようですね。旅のご無事をお祈りしますよ。それでは。」
ひょーりみ「ええ、僕もお祈りしています。ところで、お名前をお聞かせ願えますか?」

青年は、自らを諸葛均と名乗った。ひょーりみも名を名乗ると支度を済ませて
邸を出ようとしたところ、そこで家人に呼び止められる。
どうやら主人剥離がひょーりみに興味を持ち、少し時間を割いて欲しいということであった。
彼はこれを承諾すると、剥離に面会した。

「いや、申し訳がございませんな。慌しいところを引き止めてしまいまして。」
「それにしても…あなたをひと目見た時から、不思議に思っておりましてね。」

そう述べる剥離。ひょーりみが詳細を訪ねると、彼はさらに言葉を続けた。

「このようなことは滅多にないのですが…先日あなたのお話を伺い、五行に照らし合わせて」
「みましたところ…あなたは必ずや大望を果たし、至尊の位に就かれると出ました。」
「いえ、これのみならば良いのです。気がかりなのは、この後のこと。」
「私は些か人相見のわざも心得ているのですが、相を見ます限り、あなたは類稀なる凶相の持ち主です。」
「かならずや本懐を遂げられず、非業の死を遂げることになる…としか読めないのです。」
「いや、不可思議なことです。」

367:無名武将@お腹せっぷく
08/01/19 19:14:07
逸る気持ちは分かるが、急かすもんじゃない

368:二番手
08/01/19 19:40:58
ひょーりみ「…なるほど。五行に照らし合わせれば吉と出るのに、相を見れば凶と出たと。」
剥離「ええ、申し訳ございませんな。旅立ちの日にこんな話をとは思いましたのですが。」

ひょーりみは暫く考え込んでいたが、やがてふっと笑う。

「それなら僕は五行の方を信じますよ。先の事はわからないのだから、前向きにね。」

そう言い残すと、彼は一路長安をめざして駒を進める。
長安を治めるのは、かつて政権の中枢を担ったものの新党朝の腐敗に失望した老臣たちである。
いまだ隠然たる勢力を抱える老党、そして彼らの背後に控える涼州の軍閥。
どうやって接触を果たそうか、そんなことを考えていると、後ろから声をあげて呼び止める者がいた。

剥離「ふう、やっと追いついた…。よかった、もうお会いできないかと思いました。」
ひょーりみ「どうかなさいましたか? ご当主自ら僕を追いかけられるなんて。」

訝るひょーりみに対し、晴れやかな顔で応答する剥離。

「はははっ、いや、もう当主ではございません。荘は先ほど弟に譲って参りました。」
「…いえね、私も占術を扱って久しくなりますが、このようなことは初めてでございましたので。」
「やはり興味を抑えることが出来なくなりまして…ひょーりみどの、どうかご同行をお許し願えますか。」
「微々たるものではありますが、私の名は些か関中にも知れてございます。」
「あなたがただ戦乱を避けたいがために関中へ往かれるなら、私は無用の道連れとなりましょうが、」
「もしもあなたに大望がおありならば、きっとお役に立てるのではないかと。…いかがでございましょうかな。」

ひょーりみ「考えるまでもありませんよ。ご同行、感謝いたします。」

この出会いはひょーりみに人脈が与えられたことを意味した。
彼が歴史の表舞台に立つきっかけは、これであったと言っても過言ではない。

369:無名武将@お腹せっぷく
08/01/20 00:09:13
続き来た~!

370:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 00:19:54
急に書き込みが・・・

371:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 09:17:44
続きが待ち遠しい

372:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 15:48:17
だったら俺が別の話を書こうか?

373:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 17:27:52
頼む

374:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:23:24
むかしむかし、あるところに。

ひょーりみという青年がおったそうな。ある時、ひょーりみの一族は武田信虎
とかいう極悪人に襲われ、一家離散。ひょーりみは復讐を誓って近畿地方へ
落ち延びていった・・・。

375:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:29:50
1918年、近畿でひょーりみは復讐代行の張春華の山寺を訪れていた。

ひょーりみ「永楽銭、7,000文だ!これで俺の一族の仇をとってくれ!」

張春華「え~!?7000文!いいね~!OK!」

ひょーりみ「おおっ!それでは早速、武田家当主、武田信虎の首を・・・」

「ブッ!!」すると春華は濃茶を噴いた!

春華「無理!無理!無理だって!さすがに大名は無理!もっと小物にしてよ!」

ひょーりみ「そんなこと言わずに!お願いします!!」

とひょーりみは頼み込んだ、すると春華は困ってしまった。

376:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:37:04
春華「そ~だね~!仲間とか集めなきゃいけないから300000文くらいあれば
いけるかな~」

ひょーりみ「そんな!そんな大金は・・・ありません。」

春華「はいはい。そうだろうね。帰った帰った!」

こうしてひょーりみは手荒く、山寺から追い出されてしまった。

ひょーりみ「お金お金、300000文もどうやって集めようかな~」

こうしてひょーりみは途方にくれていると、張り紙が
「ん~何々。私と一緒に日本海で黄金の鯨をとりに行きませんか?成功報酬は
一人報酬は200000文・・・小銀玉by」

ひょーりみ「黄金の鯨?わけがわからないけど、儲かるなあちょっと足りないけど
参加するしかないか!」


377:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:40:03
・・・で指定された場所へ向かったひょーりみ。そこに立っていた浅黒い漁師に
声をかけた。

ひょーりみ「あの?黄金の鯨を取る会の小銀玉さんですか?」

小銀玉「オウヨ!黄金の鯨を取る会会長の小銀玉さんだよろしくな!」

378:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:40:40
一応、10日くらいで完結する話です。たぶん・・・。

379:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:47:33
ひょーりみ「ところで、黄金の鯨ってなんですか?」

小銀玉「オウヨ!黄金の鯨ってのは全身がまさに黄金で出来ている伝説の鯨だ!
俺の村では小さい頃からよく聞かされている。」

ひょーりみ(うさんくさ~そんなのいるわけないじゃん、辞めようかな)

小銀玉「オウヨ!黄金の鯨が取れなくても日給はちゃっと支払うから安心
してくれ、まあ安い給料だがな、そのうえ釣った魚を食うから食費もかからんぞ!」

ひょーりみ「ええっ!そうか!それならやる!やります!」

小銀玉「ところで、アンちゃん、結構華奢だけど大丈夫か?毎年、黄金の鯨探索で
結構若いのが死んでるんだぞ、体力ないと危ないぞ!」

ひょーりみ「は・・・・はぁ・・・・死人が出てるんですか・・・」

380:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:48:15
とりあえず今日はこの辺で。

381:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 18:49:03


382:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:10:38
>>379
正直つまらない。
何を語りたいのかも判らんし話の組合せが最悪。
前二回ともひょーりみが主役で三回目にまた同じだとはっきり言って興ざめ。

383:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:15:57


384:二番手
08/01/23 20:50:57
お騒がせいたしました、ここ数日書く意欲が減退していて・・・
これから続きを投下してもよろしいですか?

385:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:51:15
いいよ

386:無名武将@お腹せっぷく
08/01/23 20:52:22
>>384
ktkrまあ自分のペースでやってきゃいいよ

387:二番手
08/01/23 20:53:39
秦嶺山脈。漢中より関中へ抜けようと思えば、この天然の要害を避けては通れない。
厨華に広く口伝される伝説において、益州に存在したとされる蜀の宰相諸葛亮が
桟道を築いて交通の便を図ったとされるが、実際に着工にあたったのは新党朝の宰相こおろぎである。
それはさておき、秦嶺の桟道を越えたひょーりみと剥離はまともな足場に辿り着き、一服していた。

ひょーりみ「はあ…はあ…いや、疲れたよ…」
剥離「ひょーりみ殿、あなたを先ほどからずっと負ぶっている私の方が、より疲れております。」
ひょーりみ「ごめん…」

一刻の後、漸く息も落ち着いてきた二人がそろそろ発とうと話を決めたとき、
複数の騎馬の足音が近づいてきた。咄嗟のことで隠れることもできず、
騎馬の大将と思われる男は二人に目を留めると、隊を留めて声をかける。

「そこなるは何者であるか。情勢が情勢だ。素性が分からぬとあらば、間者の嫌疑は免れまいぞ。」

渋い顔をするひょーりみに笑いかけると、剥離はよく通る声でこれに答えた。

「私は南鄭の剥離と申します。旧知を訪ねて長安へ赴くのに、何か不都合がございましょうか。」

これを聞くと大将は気色を改めると、言葉を続ける。

「左様か、失礼致した。余は長安のきどたかよしと申す。朝廷は露も知るまいが、」
「先日陛下に謁見を請うて処刑された益州のひょーりみという寒人の生存説が老党内で浮かび、」
「ぷらっと将軍より、その者の捜索と確保を仰せつかっているのだ。」

思わず顔を見合わせるひょーりみと剥離だが、いずれ目的を果たすためには
老党との接触は不可欠であり、これがそのきっかけになるだろうと判断した彼らは真実を告白した。

「僕がひょーりみでございます。」

388:二番手
08/01/23 21:18:31
ひょーりみの賭けは、どちらかといえば吉と出た。彼にとって不本意だったのは監視のもとに長安へと連行され、
京兆の廷尉にあたる京極に厳しい審問を受けた程度のことで、その後には手厚くもてなされたからである。
新党朝の中枢に失望して半独立の状態にある京兆、涼州の為政者の方針としては自然なことといえよう。
食事会のおり、老党の巨魁で京兆尹を務めるぷらっとは、ひょーりみにこう述べた。

「諫言の結果、命を奪われた忠臣は数多くいる。お前はたまたま生き延び、党内に支持を得ただけだ。」
「これはお前ではなく、お前の強運のたまものだ。くれぐれも、勘違いはせんようにな。」

ひょーりみはこれに同意した後に口を開いてぷらっとを炊きつける。

「僕は何の力も持たない寒人ながらも生き延びただけで支持を得られたのならば、」
「確たる力を持っていらっしゃるあなたが動くことがあれば、どれほどの声望が集まりましょうか。」

「その利益があれば、とうに動いているさ。動くよりもこうして地方の支配を確固たるものにし、」
「豊かに暮らすに越したことはない…そうではないのかね?」

ぷらっとのこの返答に対して口を開いたのは剥離であった。

「ところがぷらっと翁、そうもいかなくなってまいったようですよ。」
「地方分権を推し進めよ、とは丞相のご意向だそうでございますが、近頃は春華派が首をもたげて参りました。」
「対応が遅れましては、伝説上の人物ではございますが、韓信や英布といった輩の後を追うことになるかと。」

ふーむ、と唸り、暫く腕を組み目を閉じて考え込んでいたぷらっとだが、やがて結論を述べる。

「老党の抱える人脈、物資、兵力は貸してやろう。だが、ワシは表に出る気はないぞ。」
「もしも事が成れば、老党の幹部を政権の中枢に置く…という条件を飲めるならの話だがな。」

話はまとまった。ぷらっとは涼州の小銀玉に書状を送り、羌族の首魁とひょーりみとの面会を取り付けた。

389:二番手
08/01/23 21:49:26
広大な西域にあって厨華に隣接する羌族の首魁は名を桜龍伯玉といい、すでに齢八十を数える老人である。
彼は非常に子が多く、末娘の桜龍紫玉はまだ若干を越えたばかりだが、この紫玉は涼州の軍閥の首長、
神楽・馬といった面々とともに厨華への乱を起こしたことで知られている。

「あい分かった。小銀玉殿の頼みとあれば、断れませぬわい。ワシはもうこの歳で満足に戦えぬが、」
「有事には娘の紫玉を将として五万の援軍を出そう。娘は強いぞ? ガッハッハ…」

伯玉はこう述べると、羌にある自らの国へと帰還した。涼州から長安へと戻ったひょーりみは
ぷらっとの手引きを受け、老党の主だった人材に引き合わされた。
ほんの一部であるが、例を挙げれば以下の通り。

【総帥】京兆尹、鎮西将軍のぷらっと
【相談役】大司農の中野区民憲章
【秘書】尚書の八作
【辺境統治】涼州牧の小銀玉
【武官】伏波将軍のきどたかよし
【食客】諸葛均

食客の諸葛均はそう身分の高くない官吏の子であったが、剥家荘でひょーりみと会談し、
その生存をぷらっとに伝えたことで食客として召抱えられていた。
彼とひょーりみは歳が近かったこともあり、ぷらっとの計らいで机を並べて教育を受けることになる。
しばらくは平穏な日々が続き、その間にひょーりみは老党内に馴染んでいくことになるが、
翌年、ひょーりみにとってのさらなる転機が訪れた。

390:二番手
08/01/23 22:16:47
その年のうちには、ひょーりみはぷらっとの後見を受けて実質上の総帥となっていた。
教養に乏しく、才能も一級とはいえないが、優れた人士を靡かせる才能を持ち、
また権力欲に乏しくよく功を譲る人柄が人を惹き付けたのである。

関中には善政が敷かれ、民は生活に困窮せず、道に落ちているものも拾わない有様であったが、
どこか厭戦的な雰囲気が政庁に蔓延していたのもまた事実であった。
打倒朝廷を掲げてはいるものの、実際に動くのを提言すれば反対に遭う。

「もう、肌寒くなってきたね。」

そんな独り言をこぼしながら、気晴らしに山野を散策するひょーりみ。
やはり土地柄、険しい山道が続いていたが、ふと土地が平らかになり、
水が心地よい音を立てて流れる渓流が現れた。

「平和になったら、ここで魚でも釣りたいものだよ。…ん?」

ふと遠くに目を向けると、一人の男が水に釣り糸を垂らしているのが目に入った。
その男は何時間も座り続けていたのだろう、心なしかうつらうつらとまどろんでいた。
ひょーりみはその男を見て懐かしみ、側に寄るとこう問いかける。

「釣りをしているんだね。釣れるかい? ザビエル。」

「…いやはや、たった今大物がかかりましたようで。」

391:二番手
08/01/23 22:17:38
今日はこのあたりで。次回はまた中央に舞台を移します。

392:無名武将@お腹せっぷく
08/01/25 00:59:15


ウィキ更新されてないのか

393:無名武将@お腹せっぷく
08/01/26 02:19:45
尾張国名古屋城主奇矯屋onぷらっと
讃岐国高松城主ひょーりみ
陸奥国八戸領主八戸のぶなが




394:無名武将@お腹せっぷく
08/01/28 21:18:51
age

395:無名武将@お腹せっぷく
08/01/30 14:34:56
止まってるけどどうしたのかな?

396:無名武将@お腹せっぷく
08/02/01 18:56:10
やるなら最後までやってくれよ…

397:無名武将@お腹せっぷく
08/02/04 19:39:48
誰か書かないか?

398:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/04 20:49:58
まだ止まってから一月も経っていないから、そのうち二番手さんは
予告どおり中央から書いてくれると信じています。


399:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:06:25
三戦英雄傅
第一回~天帝の息子三戦に舞い下りた天使の赤玉から始まる物語~

 むかし、むかし。まだ人類が出来上がっていない頃の中国、天界でのこと、
天界を治める天帝には三人の馬鹿息子がおりました。
 長男の名は『三戦に舞い下りた天使』といい、次男を『偽クマッタ』、三男を
『渦中の司馬懿』といいました。この三兄弟、どうも出来が悪いので父親の天帝も
心を痛めておりました。
三戦に舞い下りた天使:「ちきしょー、毒男板でもいい画像がねー。万年思春期の渦中の司馬懿ならエロ本の一冊もあるだろう」
 ある日、ズリネタに困った長男の三戦に舞い下りた天使が三男の渦中の司馬懿の部屋を家捜ししていると・・・・
弟の渦中の司馬懿の書いた男色ショートショートを見つけました。
三戦に舞い下りた天使:「げぇえ!! 我が弟はガチホモか!!」
 仰天した三戦に舞い下りた天使でしたが、すぐに男色の世界に順応し、サルのように●ナニーをしました。
三日ほど経った頃でしょうか。
三戦に舞い下りた天使:「と、止まらねえ。こ、これは孔明の罠だ!!」
三戦に舞い下りた天使は右手の動きが止められず、とうとう、赤玉を出してしまいました。
偽クマッタ:「最後に赤玉が出るって本当なんだな」

400:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:07:23
渦中の司馬懿:「都市伝説ファンとしてはいい症例が取れました。ありがとうございます。兄さん」
天帝:「息子よ。お前の出せる精液はもはや無くなった。お前は子孫を残すことはできぬ」
三戦に舞い下りた天使:「ノォオオオオオ!! 子孫を残さぬは中華の最大の不孝にして罪!!
父上は息子を罪人にしたいのですか!!」
天帝:「いや、私とてかわいい息子の子孫を見ないのは悲しいこと。これより遥か先の世にお前の
最後に放った赤玉を人間として人間界に放つことにしよう。お前は自分の子孫を、偽クマッタと渦中の司馬懿は
自分たちの甥や姪の様子をしかと見届けるがよい」
三兄弟:「ははっ!」
 こうして時は経ち、時は後漢、霊帝の御世となりました。三戦に舞い下りた天使の赤玉の生まれ変わりは
後漢の中華に生まれ変わっておりました。


401:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/05 22:17:52
て、都洛陽に何進という肉屋がおりました。
何進:「お嬢さん、この鶏のコラーゲン、年齢と共に減少するんですよ。お嬢さん綺麗だから安くしておきますよ」
 この何進、色黒で引き締まった肉体とスマイルでおば様方に大人気の肉屋で世の旦那様方の敵でもありました。
この頃の諺に『何進の肉屋、進むのは肉ばかりではなく肉欲なり』という旦那様方への戒めのものもありました。
これから何進の妹がこれから霊帝に召しだされ寵愛を受け、何家は栄耀栄華の限りを尽くすのですが、続きはまたいつか。
評判が悪ければ、このままお蔵入り。良くて続けたとしても創作なので各固定さんは笑って許してくださいね、
(本人も痛い役で出しましたのでおあいこで)それでは、また次回。


402:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 06:23:51
意外に良いw
続けて

403:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 08:54:24
エロ・下品は他板で

404:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 09:08:08
まだそんな事言ってる奴いたんだな

405:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 19:50:53
がんばれ。結構面白いし。

406:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/06 20:11:31
三戦英雄傅
第二回~何家の夜明け~

 世の旦那様方の強敵にして世の奥様方のアイドルであるイケメン
肉屋・何進には一人の腹違いの妹がおりました。名を『小銀玉』と申しまして、
年は芳紀、十八歳。その容貌は古の西施の生まれ変わりとも言われ、持て囃され、
細い柳腰はまるで折れそう。男の征服心を擽ります。
 小銀玉は美しいばかりではありません。頭も才媛・蔡文姫に似るとも劣らず賢く、
当時の知識人は下心とテントを張りそうな下半身を押さえつつ何進の肉屋に
買い物にきました。
知識人:「小銀玉さん、老子の言う無とは何ですか」
小銀玉:「ググれカス」
 そう、小銀玉はその美貌からは想像できない毒舌でした。
何進:「うーむ。我が妹は儂に似て美形なのだが、あの毒舌では嫁の貰い手も
提灯に火をつけて探すしかあるまい。妾ならいっぱい口がありそうだが、実の
妹を妾になどしたくはないものだ」
 そんな小銀玉に目をつけた一人の男、蹇碩という宦官であります。
宦官とは男の中心にあるアレを斬られた官僚とでも言いましょうか。
とにかく、儒教の国、中国ではタブー的な存在であります。
蹇碩:「ほお、肉屋に毒舌の美少女がいる、とな」
 噂を聞きつけた蹇碩は早速何進の肉屋へ行きました。

407:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/06 20:15:04
蹇碩:「ダンボール肉マン一つおくれ」
小銀玉:「知るか。あれは、手間隙かかるし、薬品のほうが高い。ダンボールもリサイクルの
価値もあるんだ。ボケ」(大量の唾と共に蹇碩を罵倒する)
蹇碩:「客に対しこの口調・・・・ほほお。噂に違わずなかなかの毒舌・・・」
何進:「お客様すみません。うちの妹は顔がいいだけの看板娘でして」
蹇碩:「・・・・素晴らしい」
何進:「へっ?」
蹇碩:「これなら、言葉責め好きのどMの霊帝も堪能されよう。いやはや素晴らしい。店主、この娘、
いくらで売る?」
何進:「いえ、うちは肉屋ですが、妹はさすがに売り物ではないので」
 妹思いの肉屋・何進は丁重に申し出を断ろうとしました。
蹇碩:「帝がご所望なのだ。うまく行けば肉屋、お主三公になれるやもしれぬぞ」
何進:「・・・・(肉屋をフランチャイズ経営してもたかが知れてるしなあ・・・・搾取されるより
する側、か、)毎度あり~」
 いやはや、人間の欲とは恐ろしいものです。何進は妹の小銀玉を金で売ってしまいました。
蹇碩:「これ、娘、参れ!」(小銀玉を拉致する)
小銀玉:「放せ、ボケが!」
蹇碩:「ええい。毒舌はどMの帝の前だけにせぬか!」(小銀玉の鳩尾に一撃食らわせる)
小銀玉:「ぼふっ!!・・・・ちきしょう・・・・あ~れ~兄さん~」
 こうして、小銀玉は最後の台詞だけ娘らしい台詞を残し、蹇碩に拉致されていきました。
さて、宦官に拉致された悲劇の美少女・小銀玉がどうなるか、それはまた次回のお楽しみ。


408:魔法剣士情熱的 ◆DWSEsadVNQ
08/02/06 20:27:17
歴史時代の雰囲気をたもちつつギャグチックで・・・

すバラしい


409:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 20:33:43
小銀が女・・・

410:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 21:21:45
渦中の司馬懿さんなかなかやるのう…。見直しましたぞ。

411:無名武将@お腹せっぷく
08/02/06 23:47:44
水滸伝書いてくれ

412:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 09:37:44
人物がなあ…

413:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 16:32:04
下品ネタしか書けないのか・・・

414:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 17:11:28
面白ければいい

415:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:28:04
三戦英雄傅
第三回~小銀玉・何皇后となり、何進・大将軍となる~

 さて、前回実の兄に売り払われ、蹇碩という宦官に拉致された悲劇の
毒舌美少女・小銀玉ですが、彼女は洛陽の宮中におりました。
 小銀玉は蹇碩に必死の抵抗をしましたが、悲しいかな。そこは
男と女の力の差がございました。哀れ小銀玉は縄で縛られ、小うるさい
口には猿轡でしっかり封をされました。
蹇碩:「どうじゃ、この美貌に柳腰。まさに女の中の王たる風格」
段珪:「まさに女王。どMの帝の寵愛も欲しいままに違いあるまい」
張譲:「しかし、肝心の言葉責めができなくてはどんなに美しくてもな」
蹇碩:「ふっ、心配めされるな。ほれ」
 蹇碩は小銀玉の猿轡を外してやりました。すると、まあ、出るわ出るわ
罵倒の数々。放送したら、全て「ピー」とか「プー」の世界でございます。
十常侍:「おおっ!」
段珪:「くっくっく・・・・蹇碩、お主もなかなかの目を持つのお」
蹇碩:「ほほほほほ」
 こうして、小銀玉はどMの変態で知られた霊帝の夜伽を勤めることになりました。
このお話は官能が主体ではないので、毒舌美少女小銀玉とどMの変態皇帝霊帝の
気になる初夜は皆様のご想像にお任せいたしますが、史書に拠ると
「小銀玉の責めは語彙が豊富で広辞苑にも勝り、帝は昼夜を忘れ交わる」とございます。


416:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:28:44
小銀玉は美貌と言葉責めの巧みさにより、帝の寵愛を一身に受け、
一年後には一人の皇子を産み落としました。これが、後の世の『弁皇子』でございます。
 街の肉屋の娘の小銀玉は弁皇子を産んだことにより、皇后となりました。姓をとり
何皇后と呼ばれることになりました。小銀玉の出世により、イケメン肉屋の何進は一夜にして
肉屋から大将軍になりました。肉屋が大将軍になるという知らせは、当時の後漢の人々に
大きな衝撃を与え、人々は我が娘を第二の小銀玉にと挙って広辞苑を買い与え、書店から
広辞苑が消えたというほどでございます。

 今や、肉屋の小娘・小銀玉は後漢で一番の女の位に上り詰めました。小銀玉は幸せだったのだろう?
いいえ、それは違いました。いくら毒舌でも小銀玉も一人の少女。自ら望んだわけでもない変態を
毎晩責めるのに身も心も疲れておりました。
何進:「どうしたのだ。妹よ」
小銀玉:「はあ・・・・肉屋の肉の臭いがなつかしいな。家に帰りたい」
霊帝:「元気の無い女に責められても気持ちよくないしな。よし、では皇后に年一回正月に帰省を許可する」
 こうして、小銀玉は年一回の帰省を許可され、何進は自宅を『皇后が帰省しても恥ずかしくないよう』
大改造しました。元肉屋の敷地はさながら小宮殿となり、何進はこの邸宅を『大明園』と名付けました。
 正月になれば綺麗な実家に帰る事が出来る。なのに、小銀玉の心は鬱々とするばかり。
小銀玉の出世のお零れに預かる十常侍としては気が気ではありません。

417:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/07 19:29:50
張譲:「仕方ない。背に腹は代えられぬ。ここは洛陽一の名医、小魔玉を呼ぼう」
段珪:「小魔玉をとな」
 十常侍たちの間に軽く動揺が走りました。ここで、軽く小魔玉について触れておきましょう。
小魔玉は元の名を小魔[人偏+玉]といいまして、麻雀が大好きな男で、霊帝の脱衣麻雀仲間でありました。
まあ、変態の霊帝と気の合う仲間という時点でアレな人物でございます。
アカギの作者は小魔玉の奇怪なルールの麻雀を史書より取り入れ鷲巣麻雀や市川麻雀を考案したとも言われております。
 さすがの霊帝も小魔玉の麻雀には少々お引きになり、「容赦ない麻雀を打つお主は人ではない」と名より人偏を外すよう
命じられました。霊帝の麻雀哲学は深く「打ち方は人柄なり」と仰っていました。
 小魔玉の年は三十を少し過ぎたばかり、病死した先妻との間に一人の息子がおりました。
容姿は、少々痩せぎすなところはありますが、なかなか筋肉もついており女受けのする男でございます。
 名を出しただけで十常侍を揺れ動かす小魔玉なる名医、この男こそ、
天帝の長男・三戦に舞い下りた天使の放出した赤玉の生まれ変わりの一人でございます。
 さて、この小魔玉が物語にどう影響するか、それは次回のお楽しみ。

418:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 21:39:43
78点

419:無名武将@お腹せっぷく
08/02/07 22:18:47
>>417
お前スリプじゃね?

420:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 12:05:16
誰それ?

421:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 19:34:54
おおっ。ちゃんと続きも出ていた。

422:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:04:54
三戦英雄傅
第四回~小魔玉、栄達の道を欲しいままにし、後漢王朝は衰退の道を辿り始める~

 珍しく威勢のない小銀玉に困り果てた十常侍達が呼び寄せた、一人の医師、
小魔玉でございます。
小魔玉:「今日の患者さんは誰かな~( ^∀^)ゲラゲラ 」
 小魔玉が小銀玉皇后の部屋に入室しました。小魔玉は骨ぎすな両手をきちんと交差し、
加藤鷹のゴットフィンガーのポーズで登場しました。
小銀玉:「小魔玉・・・・さん」
 小銀玉の表情から険しさがみるみる消え、恥じらいを帯びた美少女の素顔に戻ります。
十常侍:「さん!?」
段珪:「(蹇碩、おい、二人は知り合いなのか?)」
蹇碩:「(知らんわ)お、お二人は顔見知りでしたか。いや、結構、結構」
小魔玉:「あれ、オイラの牛丼を雀荘まで毎回運んでくれた肉屋の小銀玉ちゃんじゃないですか。
今日もお店のお手伝いかな?偉いですね( ^∀^)ゲラゲラ」
 そう、二人は小銀玉が肉屋の妹時代に既に出会っていた顔見知りでした。
小魔玉は大の牛丼好きで小魔玉の行きつけの雀荘には牛丼がないので、雀荘の店主は
小魔玉から牛丼の注文が入ると何進肉店に注文し、たまに小銀玉が配達していたのであります。
 美形の兄・何進と共に育ってきた小銀玉にとって崩れた魅力を放つ小魔玉は初恋の相手であり、
自尊心の高さから告白することも出来ず、じっと小さな胸に淡い思いを封印していたのでした。
 美形の兄弟がいる女の子はなぜか美形を好きにならない、これは都市伝説ではなく、
事実のようでございます。

423:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:06:12
段珪:「こ、これ、皇后陛下になんたる口を!!」
 段珪は小魔玉に肘鉄を食らわせました。
小魔玉:「痛いですよ。皇后ってどこですか?( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「いや、いいんだ。お前ら下がれ」
十常侍:「しかし、何皇后、」
小銀玉:「漏れと小魔玉医師を二人きりにさせてほしい。頼む」
 小銀玉は段珪を刺し殺さんばかりの凄まじい視線で睨みつけました。
 古代中国で後宮に入ることのできる男性は三区分ありました。
一人は皇帝、一人は宦官、そしてもう一人は医師。宦官以外は男根が付いており、
正真正銘の男でございます。十常侍らは、医師である小魔玉を医師としては信用していましたが、
ことが小銀玉を寵愛する皇帝に知られては自分たちの命が危ないので、躊躇しました。
しかし、結局小銀玉の要求を呑み入れ「何かございましたら、すぐにお声がけを」と部屋を後にしました。
 この十常侍たちの一瞬の判断の過ちが中華を揺るがす『小魔玉の役』と呼ばれる禍を巻き起こすもとに
なるのですが、既に後漢という王朝の鼎の足は一本どころか二本ほど無くなり、再起不能の腐敗振り
だったのでした。

424:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:07:14
小銀玉は「ええい、儘よ」とばかりにこれまで小魔玉を慕っていたこと、霊帝の夜伽を拒もうと
罵倒したら余計に萌えられて子まで作らされたこと、夜を忘れて小魔玉に語りました。
そして二人は互いの気持ちを確かめるかのように睦みあいました。
小魔玉:「小銀玉ちゃん、本当にいいのですか?準備はいい?( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「・・・・早くなさいよ」
小銀玉の霊帝しか受け入れたことのない初々しい肉体が、小魔玉の体を迎え入れました。
小銀玉:「ひぅっ」
小魔玉:「やっぱり女性は子供を一人産んだくらいが色っぽくていいなあ( ^∀^)ゲラゲラ」
 小魔玉は二重の意味でゴットフィンガーを持つ男でした。
小銀玉:「う・・・んうっ・・・・・あふっ」
 この夜のたった一度の交わりで小銀玉は小魔玉の子を懐妊しました。一度で懐妊とはよほど
相性が良かったのでしょう。事実、二人は最初から結合していたかのごとく離れることを
恐れるようになりました。
 子供の本当の父親を知るのは小銀玉のみです。このとき、小銀玉は己の胎内に宿った新しい命の存在に
気付かず、用が済むと「次はいつ来てくれるんだ」と小魔玉に次回の逢引の約束をさせ下がらせました。
 十常侍は小銀玉の鼻の下に怪しい汗が噴いてるのに気付きましたが、「どうせ、また例の短気を起して
小魔玉を罵倒したときにかいた汗だろう」と気にも留めませんでした。


425:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 21:08:15
渦中の司馬懿。。。
通報ものだろ。。。

426:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:08:41
小銀玉という後ろ盾を持ち、小魔玉は太尉にまでなりました。弁皇子は三才になり、小魔玉との間に出来た
徽皇子は一才になっていました。
好色の小魔玉は宮女を手篭めにするわ、好みの官僚を見つけては
脱衣麻雀の相手にさせるわともう、宮中は小魔玉の好き放題です。
 霊帝は小銀玉の毒舌さえあれば他はいらぬ、何進は大将軍の地位さえあれば、
小銀玉は愛する小魔玉さえ側にいればと皆己の欲しか頭にはなかったのです。
小銀玉:「変態との間に出来てしまった弁などいらぬ。洩れは、小魔玉との愛の結晶の徽を世継ぎにしたい」
小魔玉:「そうなるとオイラは皇帝のファザーか。いいですね( ^∀^)ゲラゲラ」
小銀玉:「じゃあ、毒薬でも盛って弁を殺してくれ」
小魔玉:「了解( ^∀^)ゲラゲラ」
 この二人の話を聞いてしまった一人の宮女がおりました。司徒王允の娘・貂蝉です。
貂蝉:「た、大変だわ・・・なんたることでしょう」
 貂蝉は理由を弁皇子に話し、弁皇子に知恵の足らぬ演技をするよう額に床付け頼みました。
弁皇子:「我が母上が・・・・信じられぬ・・・・しかし、母上ならさもあらん」
貂蝉:「どうかお命を粗末になさらぬよう」
弁皇子:「アウ・・・・アウ・・・アウ(どうだ貂蝉、これでどうだ?)」
貂蝉:「皇子・・・・・」
 貂蝉はある知恵を隠すことでしか身を守れぬ弁皇子に深い同情を寄せ、涙ぐみました。
これを盗み見ていた小魔玉はすっかり弁皇子の演技に騙され、弁皇子への警戒を解き、
小銀玉へ「弁皇子は頭がアレなんで大丈夫っす( ^∀^)ゲラゲラ」と報告しました。


427:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 21:09:33
唯一の後漢の希望の星・弁皇子の頭がおかしくなったようだという実しやかな噂は
漢朝に忠誠を誓う忠臣たちの心を大いに痛めました。
袁紹:「なんたること・・・・ひとまず故郷に帰り、漢朝の腐敗を食い止める策を練らねば」
 司隷校尉の袁紹は故郷に帰り、弟の袁術と共に私兵を募り『袁家軍』と名付けました。
その数百万。全て名門・袁家の威光を慕い、漢朝に見切りをつけた者達でした。
董卓:「李儒、我らはいかがするか」
李儒:「このまま小魔玉の汁を吸うも良し、袁紹に付くも良し、宮中はさらに乱れ面白いことになるでしょうな」
曹操:「ぬう・・・・とりあえず、うちも『曹家軍』を結成するか」
 曹操も故郷に帰り、来る時に備え、義勇軍を募りました。
 実は、ここに上げた諸侯の関係者に他の赤玉の生まれ変わりがいるのですが、小魔玉同様、
本人は未だ気付いておりません。
 気になる続きは、また次回。

428:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 21:40:54
気持ち悪くなった

429:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:07:09
まずい

渦中の司馬懿は小魔玉をはじめとしたコテを敵に回した

430:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:08:11
文才はあるのにエロなのが惜しい

431:とあるコテ
08/02/08 22:08:42
やりすぎだろ

432:無名武将@お腹せっぷく
08/02/08 22:11:03
続きはエロなしで頼む




433:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:44:09
三戦英雄傅
第五回~小魔玉の愛息リンリン大友殴られ、奇矯屋onぷらっと武芸の師範となる~

 さて、今や大尉になった小魔玉には先妻との間に十七になる愛息がおりました。
名を『リンリン大友』と申します。とても素直で、勉強熱心な息子を小魔玉は
目に入れても痛くない可愛がりようでそれはそれは可愛がっておりました。
 小魔玉はリンリン大友の首に長寿の願いを込めた高価な玉のお守りをつけさせ、
煌びやかな衣装をつけさせ、家庭教師に当代随一の学者とされる『宇喜多直家信者』と
いう先生をつけ学問に励まさせました。
 小魔玉の前職の医師は古代中国では、社会的身分の高い職業ではなく、小魔玉は
愛する息子に自分の苦労を味わって欲しくなかったからです。小魔玉は、良い父親でも
あり良き夫でもありました。
 亡くなった先妻をとても愛していたのですが、先妻を愛する余り
妻がちょっと肉屋や魚屋へ行っただけで体の臭いを嗅ぎ、浮気を疑ったのでした。
 最初は「愛されているのだわ」と思っていた妻でしたが、次第に自分を信じてくれぬ
小魔玉に痛いほどの悲しみを感じ拒絶するようになりました。
「オイラを拒むとは、お前は相当重症な疫病にかかったに違いない」と小魔玉は妻に取り付いた疫病の菌を取るべく
劇薬を処方し、妻は永遠に小魔玉のものになりました。この日から小魔玉のなかで
何かが壊れ、語尾に「( ^∀^)ゲラゲラ」とつけるようになりました。
 小魔玉は妙に純な男でありました。純白の毛皮が汚れから逃れえぬ宿命と
同じく純粋な心を持つものは自らが壊れるか、逆に誰かを壊さねば生きてはいけぬ、
それが乱世なのでございましょう。
 愛妻家の小魔玉は息子に流れる愛妻の血を愛でていたわけでございます。


434:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:44:43
そんな家庭の事情も知らず、リンリン大友はすくすくと育ちました。
しかし、少し素直に育ちすぎて母がいない寂しさからでしょうか。道行く人々に
話しかけるのを日課としておりました。
通行人1:「関所が閉まる前まえに帰らねば・・・・」
リンリン大友:「ねえ、おじさん」
通行人1:「あ?なんだい坊主」
リンリン大友:「おじさん、今日は何に乗って洛陽まで来たの?」
通行人1:「あ、徒歩だよ」
リンリン大友:「ふーん。そうか。じゃあ、そこのおじさんは?」
通行人2:「え? 麒麟だよw」
リンリン大友:「ふーん。そうか」
 中華に麒麟が上陸したのは、遥か先のこと。この時代にはまだ麒麟はおりません。
想像上の麒麟は平和の象徴なので、リンリン大友はここで驚くべきか喜ぶべきなのでしょうが、
素直な彼は通行人の嘘を信じ、そのまま受け流しました。このように心の隙間を埋めるべく
リンリン大友は毎日関所の前で通行人に話しかけるのですが、関所というものは閉まる刻限があるので
せかせかした人々には相手をする暇もなく、短気な通行人にある日リンリン大友は一発殴られて
泣きながら帰宅しました。


435:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:45:43
リンリン大友:「ぶえぇええええん」
小魔玉:「おお!! どうしたのだ、マイサン!!」
 息子を我が命よりも大切にしている小魔玉は慌てふためき狼狽しました。
リンリン大友:「殴られたんだあああ」
小魔玉:「なんと、大尉の令息であるお前を殴る不埒な輩がおるとな」
宇喜多直家信者:「旦那様、坊ちゃまももう子供ではありますまい。喧嘩の一つや
二つ勝たなくては男としていかがなものかと」
小魔玉:「先生はオイラの息子が悪いというのか」
宇喜多直家信者:「いえ、学問だけではなく、武芸の家庭教師をつけられてはいかが」
 宇喜多直家信者の進言により宇喜多直家信者の友人の『奇矯屋onぷらっと』という武芸に秀でた男が推挙されました。
しかし、奇矯屋onぷらっと は腰痛が酷く起き上がることもなりませんでした。そこで
事情を書状にてしたため辞退の申し出をいたしました。
 これに怒りを露にしたのは小魔玉です。彼は大尉という己の権力の椅子に酔っておりましたから、
奇矯屋onぷらっと の辞退を素直に受け取らず、奇矯屋onぷらっと が小魔玉家を濁流と見なしたと
取ったのでした。その場は 宇喜多直家信者の三寸の舌にて丸く収まりましたが、このままでは
友人の命が危ないので「這ってでもくるように」と宇喜多直家信者は奇矯屋onぷらっとに伝えました。

436:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/08 23:46:46
 奇矯屋onぷらっとには年老いた両親と愛するべき妻がおりました。もし主の自分が死んだら、
皆路頭に迷うでしょう。奇矯屋onぷらっとは腰の激痛を抑えながら小魔玉家へ仕えることにしました。
奇矯屋onぷらっと:「奇矯屋onぷらっとにございます。大尉様にはご機嫌麗しゅう存じます」
小魔玉:「ほほお。腰が痛くて歩けないと聞いていたがな。大尉の称号が妙薬となったかな( ^∀^)ゲラゲラ」
 自らが優れた医師である小魔玉は、髭をいじりつつ奇矯屋onぷらっとに疑いの目を逸らしませんでした。
小魔玉:「まあ、いい。ところで奇矯屋onぷらっと先生にはご家族は居られるのかな。我が離れをご用意したのだが」
奇矯屋onぷらっと:「はい。年老いた両親と・・・・妹が一人おります」
 奇矯屋onぷらっとは妻を妹と偽り報告しました。好色で知られた小魔玉に妻を狙われるのを恐れたからでございます。
中国には同姓娶らずという決まりがあり、「李さん」は李さんと婚姻することはできませんでした。
幸いにして奇矯屋onぷらっとの姓は小魔玉と同じ姓であったのです。同姓であるなら、手を出さぬであろうと
奇矯屋onぷらっとは踏んだわけでございます。
 ところが歴史は有能な人物には平穏な道を許さぬもの。この奇矯屋onぷらっとの嘘が後に大変な禍を
奇矯屋onぷらっとに齎すのでございます。
 三戦英雄傅、物語はまだ始まったばかり。続きはまた次回。

437:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 00:24:32
ぷらっとは最初から這ってでも出てくる男なはずだ

438:誘導
08/02/09 00:29:03
雑談・質問スレッド其の37
スレリンク(warhis板)

439:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 11:00:32
そんなん言っても

440:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 11:36:21
この流れが好きな俺はホモの気があるのだろうか…

441:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 11:36:58
このままの流れで続けて頂きたい

442:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 14:45:15
■公募■

 三戦英雄傅に出して欲しいコテさんを募集します。
(コテのサイトなどを見てもよくわからないので。最近動いている
コテさんしかわからないのが現状です)
 自薦、他薦は問いません。
以下のテンプレートをご利用下さい。

■テンプレート■

・コテの名前
・コテのプロフ(性格、趣味など特徴も書いていただけるとありがたいです)
・コテの台詞の特徴

 スレが落ちる、アク禁などにならない限り続けるつもりですが
生活に応じ週1しか更新できない時もあるかもしれません。
 ご容赦ください。

443:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 14:47:34
削除以来出されているのに。。。

444:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 15:19:36
>>442
いいよいいよ
もっとやれ

445:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 15:22:15
三戦英雄傅
第六回~奇矯屋onぷらっと、旧友より宮中の乱れを耳にし、
無頼の男・甘寧、小魔玉家の護衛となる~

 小魔玉家に雇われることになり、生活の心配がなくなった奇矯屋onぷらっとは
これまで生活の面倒を見てくれた旧友に就職の報告をして安心させようとしました。
向かうは洛陽のとある一軒の酒屋です。
親父:「らっしゃい!奇矯屋onぷらっとさん久しぶり。就職したとかしないとか」
奇矯屋onぷらっと:「いや、その就職したんでな。荀攸を安心させようときたのだが・・・・居るか?」
親父:「公達さんでしたら、この奥で鍾ヨウさんと一緒にいまさあ」
 奇矯屋onぷらっとの生活を見ていた荀攸はあの荀子様の血を引く、荀攸・字を公達と申す男でございます。
この荀攸、穏やかな外見からは想像できない血の気の多さと義侠心を持つ男でして、武芸に秀でた
奇矯屋onぷらっととは妙に気の合う友人でした。荀攸とよく酒を酌み交わす鍾ヨウも後漢の名家の出
でございます。

荀攸:「おお、奇矯屋onぷらっとか。聞けば職に就いたとか。まあ、目出度い。座れ、座れ」
 迎えた荀攸は既にほろ酔い加減で白皙を牡丹の花のように赤らめております。
鍾ヨウ:「聞けば、どこぞの金持ちの家庭教師になったとか。まあ、朝廷に仕えるだけが
働き口でもあるまい。貴公の如き、武の道に秀でた男を野に埋もれさすのは漢朝の臣として
残念ではあるが・・・・・」
奇矯屋onぷらっと:「小魔玉大尉の令息の武芸の師範とあいなった」
荀攸:「小魔玉の、とな?」
 荀攸の三日月形の形の良い眉が血の気を帯びました。
鍾ヨウ:「漢朝を食い物にする逆賊・小魔玉の禄を食むとは、なんたる男!奇矯屋onぷらっと、見損なったぞ!!」
 正義感の強い鍾ヨウは怒りに任せて卓を叩きましたが、鍾ヨウは筆より重い物を持たぬ主義で
生きてきたので大した損害になりませんでした。
荀攸:「まあまあ、奇矯屋onぷらっともあの逆賊に仕えるからには何かわけがあるのだろう。
奇矯屋onぷらっとよ、いかがしたのだ?」
 奇矯屋onぷらっとは友人の宇喜多直家信者からの推挙でリンリン大友の武芸師範に至った経緯を
語りました。

446:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 15:23:20
鍾ヨウ:「ぬううう、小魔玉、どこまで汚い男なんだ」
 鍾ヨウは怒りを隠しきれない様子。そう、鍾ヨウは小魔玉の大尉就任の祝いの宴で
脱衣麻雀の相手を無理やりにさせられ、南二局で小魔玉にメンタンピンイーペイコー(ツモ)で
沈まされた暗い過去がありました。ちなみに、この時のトップは荀攸で小魔玉は己より
麻雀の強い荀攸に軽く嫉妬しておりました。
荀攸:「まあ、どこから出た金であろうと金は金だ。食い扶持ができて良かったではないか。
ただ、お主の腰痛もあるからまたリンリン大友に何かあったらただでは済まぬであろうな。
リンリン大友に護衛をつけるよう頼んではどうだ」
 こうして、奇矯屋onぷらっとは宇喜多直家信者に口からそれとなくリンリン大友に護衛をつけるよう
小魔玉に進言してもらいました。この案はすんなり通り、リンリン大友には甘寧という荒くれ者の
護衛がつきました。
 文武に秀でた家庭教師に、自分を溺愛する大尉の父親、天下無双の護衛を手に入れたというのに
リンリン大友の顔色は優れません。
小魔玉:「どうしたのだ?リンリン大友よ。PS3か?Wiiか?パパが何でも買ってやるぞ」
 父親の小魔玉は息子のご機嫌取りに必死です。
リンリン大友:「はあ~・・・・いくらダディでも手に入れられないものがあるよ。僕、それくらい
解ってるんだ」
小魔玉:「なに?ダディの辞書に不可能という文字はない!! 息子よ、望みの品を言え!
言うのだ!!」
 愛する息子に自尊心を傷つけられ、小魔玉は激しました。リンリン大友の悩みとは何か、
削除依頼にめげず、続く三戦英雄傅。続きは、また次回。



447:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 15:37:33
>削除依頼にめげず
めげず?荒らし行為なんだよ

448:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 15:44:03
>>447なんか気にすんな
名無しなんて群れなきゃなんも出来ないから

449:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 16:19:38
同意

450:とあるこて2
08/02/09 16:22:33
エロを封印するなら排除の対象とはならないでしょう

451:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 16:24:45
コテネタだからと言う理由で削除依頼が出ているぞ

452:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 16:28:36
そんな事この板で言う奴がいるんだな…

453:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 16:36:37
通報するためには手順がいるからな

454:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 17:34:14
麻雀スレは何もいわれないというのに・・・
これは、人望の差かな?
それとも・・・

455:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 17:38:27
>>454
住人の思考力の低さ

いいじゃん三国志の人物名入ってるだけ

麻雀はほとんどはいってないけど

456:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 17:55:55
渦中の仲達のはどの位で終わりそうかな?

457:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 18:44:43
まだ出てないのはひょーりみザビエル中山幸盛果物キラー情熱的中野区あたりか

458:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 18:52:16
加ト
偽クマ
がいねーな

459:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 18:56:59
偽クマは最初に出てたはず

460:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 19:00:11
>>437
同意w

461:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 20:26:11
三戦英雄傅
第七回~聖天使ザビエル神の声を聞き、天帝の三馬鹿息子赤玉の生まれ変わりを探索する~

 冀州は鉅鹿に『聖天使ザビエル』という耶蘇教の信者の青年がおりました。
耶蘇教の教理に拠ると「神は超えられぬ試練は与えぬ」そうですが、悩み多き
聖天使ザビエルにとって人生そのものが試練でありました。
聖天使ザビエル:「天にまします我らの父よ 願わくは み名をあがめさせたまえ ・・・・」
今日も熱心に聖天使ザビエルは主の祈りを捧げておりました。が、神は彼に答えては
くれず、あるのは神による沈黙でした。
聖天使ザビエル:「神よ! なぜ、僕の願いを聞き入れてくれぬのですか。僕は中華全土の
人々が貧困にあえぐことなく、幸せに暮らして欲しいだけなのに」
偽クマッタ:「それは、お前が耶蘇教という邪教に入信してるからだよ。このピーが」
聖天使ザビエル:「なっ」
 突然表れた奇怪な容貌の男・偽クマッタに聖天使ザビエルは仰天し、声も出ませんでした。
基本的に宗教の嫌いな偽クマッタは聖天使ザビエルの声が出ぬのを良いことに暴言の限りを
尽くし、台詞のほとんどは強烈なため聖天使ザビエルの脳裏からあぼーんされました。
聖天使ザビエル:「消えた・・・いったい・・・・なんだったんだ。もしかして、今のが神か?
いや、神なら美しい容姿をしているに違いない。・・・・・こんなにも祈りを捧げているのに
なぜ、神は沈黙を保ったままなんだ」
 聖天使ザビエルはしばし考え、次の答えに行き着きました。
聖天使ザビエル:「ははは!そうか、わかった!それは僕が神だからだ!!僕は神!!
この世の支配者なんだ。がははははは」
 聖天使ザビエルは悟りを開くと各地より幼女を集め集団売春させて巨万の富を築き、
私財を投げ打ち、人々に施しました。上記のエピソードからあの名作「沈黙」は作られたとかなんとかいう
話もございます。

462:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 20:26:41
民1:「聖天使ザビエル様は本当に神様じゃ」
民2:「聖天使ザビエル様!!どこまでも付いていきます!!」
聖天使ザビエル:「蒼天既に死す、黄夫まさに立つべし」
 聖天使ザビエルは、一大宗教を作り、信者たちは黄色の巾で髪を縛り、崩壊しつつある漢朝に対し
反乱軍を結成した。これが、世に言う黄巾の乱であります。
 黄色の巾になったのには理由があり、信者の数があまりに多く、信者全員に行き渡る布がなかったので
聖天使ザビエルの聖水の染みのついた褌で巾を作り配布したのです。
三戦に舞い下りた天使:「あーあ、また俺の子孫が勝手なことを」
渦中の司馬懿:「偽クマッタ兄さんが変な登場するから」
天帝:「この馬鹿息子どもが!!」
三戦に舞い下りた天使、偽クマッタ、渦中の司馬懿:「ひぃいいいい!!」
天帝:「お前らのせいで、中華はまた混乱の中に入ってしまったではないか。
何のために下界に派遣したかわからぬ」
 天帝の怒号に渦中の司馬懿は失禁し、偽クマッタは脱糞し、三戦に舞い下りた天使は
両方漏らしました。天帝とは、それくらい怖い御方でした。
 とりあえず、任務を果たさねば最悪、三兄弟は下界に降りたまま天上界に還ることが許されません。
困った三戦に舞い下りた天使は、己の赤玉の生まれ変わりをわかる範囲で二人の弟たちに伝えました。
 その人物とは・・・・
大尉:小魔玉
黄巾族の頭首:聖天使ザビエル
田豊の食客:果物キラー
果物キラーの息子:無双ファン
市井の民:学徒出陣
富貴なる家の子息:魯粛
荀子の子孫:荀イク
とのことでした。


463:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/09 20:27:15
偽クマッタ:「あれ、もっと出してなかったか?」
三戦に舞い下りた天使:「もっと出したはずなのだが、俺の頭が覚えていないのだ」
渦中の司馬懿:「とりあえず、この七人だけは更生させ、漢朝を支え、平和な世に導かんと
僕たちは天上界に帰れないし、さっさと探して夢枕にでも立って伝言すればいいんじゃない」
 こうして三馬鹿兄弟は手分けしてそれぞれ持分の生まれ変わりの夢枕に立ちました。
三戦に舞い下りた天使:「ふう・・・後は魯粛と荀イクか」
偽クマッタ:「早くしろよ」
渦中の司馬懿:「魯粛キュンに荀イク様・・・・ゴクリ・・・兄上たちの手を煩わせるわけには
まいりません。ここは僕が」
偽クマッタ:「悪いな。じゃあ、俺たちは休んでるわ」
 こうして渦中の司馬懿は夜明けを伝える雄鶏の声と共に、目の下に隈を作り二人の兄の下へ
帰りました。
 三馬鹿兄弟のお告げが七人の生まれ変わりにどのように伝わったのか。残る生まれ変わりの
人数と正体は。続きは、また次回。


464:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 20:39:14
黄巾族頭領はザビエルだったのかw

465:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 21:11:23
天使懐かしいな

466:無名武将@お腹せっぷく
08/02/09 22:18:08
ザビエルwwwww
まんまじゃねぇかwwwwww

467:聖天使ザビエル∬》`_ゝ´》つ† ◆llkBnTV0DI
08/02/09 23:50:58
>>466 サノバヴィッチ!
俺じゃねーよこの糞ユダヤ!

468:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 00:24:31
コテはいちいちレスしんほうがいい

469:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 01:30:18
そう?

470:クマッタ ◆2AVUYrG8AU
08/02/10 03:36:34
>>467
空気読めない糞コテは氏ねよ

471:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 07:56:58
またお前か

472:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 09:34:15
ぃゃぃゃぃゃ!
(;゚ω゚)ノシ
ぃゃぃゃぃゃぃゃぃゃぃゃ!!

473:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 14:18:32
三戦英雄傅
第八回~魯粛、荀イク、学徒出陣、夢の出来事を語り汝南袁氏の食客となる~

 赤玉の生まれ変わりの内、魯粛、荀イク、学徒出陣の三人は共に酒を酌み交わす
ほどの仲でありました。
学徒出陣:「実は、昨夜妙な夢を見てな」
 学徒出陣は杯を卓の上に置き、身を改めて囁きました。
荀イク:「ほお。一応聞いておきましょう。どのような夢を」
 魯粛は酒を舐めるようにちびりちびりとやっております。
学徒出陣:「それが、天帝の息子だと名乗る男が夢の中に現れて『お前は天帝の孫だ。
わけあって事情は語ることはできぬが、お前は生まれながらにして不浄の身。身を慎み、
漢朝の隆盛に尽力すればいずれ天界から良い沙汰があろう』とな。馬鹿らしい話だろう?」
魯粛:「天帝・・・・・某も実は同じ人物と思われる者が夢に出た」
荀イク:「おやおや、今日は四月一日ではありませんよ。全く吐くならもっと面白い嘘をねえ」
学徒出陣:「魯粛、お前もか!!早く言え」
魯粛:「それが・・・・そのお・・・・」
 魯粛は大きく丸い目を節目がちに、頬を赤らめてもじもじしています。
学徒出陣:「俺とお前の仲ではないか。何を隠しておるのだ」
魯粛:「・・・・・某、某は・・・・・」
荀イク:「今から考えているのですか。魯粛殿、貴公は本当に嘘が下手な御方だ」
 荀イクは呆れたように魯粛を見やりました。
魯粛:「掘られた」
学徒出陣:「んあ!?何を?何を掘られたのか?」
魯粛:「某の尻を掘られた・・・・齢三十を超えてまさか男色の餌食になるとは思わなんだ・・・・
しかも、すごく痛い・・・・・」


474:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 14:18:57
学徒出陣:「おいおい、随分ドリーミイな夢だな。TDNスレの読みすぎだ。なあ、荀イク」
 学徒出陣も呆れ顔で荀イクに同意を求めました。荀イクの手は、わなわなと震えております。
荀イク:「いや、私は、信じる!魯粛殿の言葉だけは信じる!!」
学徒出陣:「何を言ってるんだ?荀イク、お主まで変だぞ・・・・・」
 学徒出陣は荀イクの顔を覗きこみました。そういえば、今日の荀イクはいつもより顔色が優れず、
心なしか震えております。
学徒出陣:「おい・・・大丈夫かよ・・・・・って空気椅子!?」
 荀イクは椅子にではなく、空気椅子に座っていました。
荀イク:「今朝起きたら、尻に激痛が・・・・とてもじゃないが、椅子にも座れぬ。これが何よりの証拠・・・・・」
 後漢一とも言われる荀イクの美しい横顔が屈辱の涙で濡れています。
学徒出陣:「わかった。二人の言葉を信じよう。しかし、なぜ美少年の俺様は無事だったのだ?」
 学徒出陣は自分の尻が無事なのに安心しつつ、なぜ美少年であるはずの自分が無事なのか
疑問を抱きました。が、常々麻の如く乱れた漢朝の様子を苦々しく思っていたので、
ここは漢朝に期待せず、国民の国民による国民のための『美しい自治』を目指そうと思い立ちました。
 学徒出陣は荀イクと魯粛に己の志を打ち明け、二人は賛同しました。
魯粛:「しかし、漢朝の権力が及ばないところとなると・・・・・限られてくるな。いっそ、
国外逃亡も視野に入れるか」
学徒出陣:「国外に出ては漢朝をいざというときに立て直すことはできまい」
荀イク:「汝南袁氏の総領・袁紹は知略に優れ、度量も広い男だと聞きます。総勢
百万にも及ぶ『袁家軍』という私軍を編成されたとか。近頃は黄巾賊なる賊の横行も
問題になっており、我々もうろうろしていられやしません。身を守るためにも汝南袁氏の
傘下に入ってはいかがでしょう」
学徒出陣:「汝南袁氏か・・・・ナイス選択だな。やはり事を起すには金が必要だしな。
四世三公の袁氏なら金も腐るほどあろう」
 こうして三人は汝南袁氏の門を叩きました。

475:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 14:20:20
袁紹:「遠路はるばる嬉しいことじゃ。のお、孟徳」
曹操:「学徒出陣に魯粛に荀イク・・・・いずれも一度は耳にしたことのある俊才だな」
 曹操の『曹家軍』は袁紹の袁家軍と合流し、来るときに備え訓練を怠りませんでした。
学徒出陣:「実は、俺たち夢で天帝の息子を名乗る者から『漢朝を救え』との
お告げを聞いたのです」
 学徒出陣は友人を気遣い掘られた話は抜いて語りました。
郭図:「夢でお告げを聞くとは・・・・天下に名だたる英才はさすが格が違いますなあww」
 嫉妬深い郭図は、学徒出陣ら三人を鼻で笑いました。
学徒出陣:「(くっ・・・袁紹殿の幕客でなければ、こんな奴フルボッコにしてやるのだが)」
魯粛:「(学徒出陣殿、辛抱ですぞ)」
 その時一人の少年が袁紹の下に進み出ました。
無双ファン:「いえ、某も先生方のお話は信じますぞ。何しろこの某も見たのですから」
田豊:「無双ファン、それはまことか」
無双ファン:「ええ」

476:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 14:20:47
 この無双ファンなる少年、袁紹軍の知恵袋・田豊の食客である果物キラーを父に持ち、
いずれ大物になるだろうと噂される人物でありました。ちなみに、父親の果物キラーは
文章に秀で、「陳琳か、果物キラーか」と人々は当時の名文家を批評しあったものでございます。
無双ファン:「某が昨夜市井の悪書を焚書していると、なにやら天帝の息子を名乗る三人の男が
参りまして、そのうちの一人がQビックの終わらない夏休みに痛く感動していたので与えたところ
同じようなことを申していました。とんでもない変態野郎です」
果物キラー:「あの領内で発禁処分を下した終わらない夏休みを、とな」
無双ファン:「はい。しかる後に、某が星を見たところ、漢朝と大尉・小魔玉を支える
天の気は未だ衰えを見せず。漢朝の政の乱れはまだ十年は続きましょう。しかし、西方に
輝くひときわ強い星が一つ・・・・・これこそ、我が君かと」
 無双ファンはオカルトなことに詳しい少年でありました。その無双ファンの予言に
座がざわめきました。
 何か事を起すとき、必要な物が三つあるといいます。
一つは、天の時、二つには地の利、そして人の和と。今、汝南袁氏の元には各地より
様々な人材が袁家の威光を慕い集結し、三つのうち二つは既に揃ったも同然でした。
残るは「天の時」のみです。
 漢朝の命運やいかに。つづきはまた次回。

477:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 16:14:40
混乱してきたんでまとめを求む

478:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 17:06:16
■あらすじ■
 昔々、天界でのこと。
 エロ本欲しさに弟の部屋を家捜ししていた天帝の馬鹿息子『三戦に舞い下りた天使』は
ガチホモの弟が書いたショートショート(もちろん男色モノ)を発見し、
興味本位より自慰行為に耽りとうとう赤玉を吐き出してしまいました。
 息子の愚行に怒りと嘆きを露になさった天帝は「これより遥か後の時代に
お前の赤玉を人間として転生させる。お前たち三兄弟は赤玉の生まれ変わりを
正しい道に導き、天下泰平の世にするまで天界に戻ることは許さぬ」と
言い渡されました。
 時は後漢、霊帝の時代赤玉の生まれ変わりは三戦に舞い下りた天使の把握する時点で
大尉:小魔玉
黄巾族の頭首:聖天使ザビエル
田豊の食客:果物キラー
果物キラーの息子:無双ファン
市井の民:学徒出陣
富貴なる家の子息:魯粛
荀子の子孫:荀イク
となっておりました。

 異教徒・聖天使ザビエル率いる黄巾賊、漢朝を牛耳ることを目論む小魔玉、
漢朝の忠臣・袁紹の抱える袁家軍。天下はまさに三分され、天下の民草は
眠れぬ夜を過ごすのでした。


479:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/10 17:06:57
■登場人物■

■何進・・・イケメン肉屋。金と地位に目が眩み、妹の小銀玉を蹇碩に売り渡す。
■小銀玉・・・何進の妹。その美貌は古の西施にも劣らない。持ち前の語彙の
豊富さと毒舌で、どMの霊帝を虜にする。今や徽皇子を産み、後漢の皇后。
初恋の相手、小魔玉と宮中で再会し、小魔玉と共に漢朝を我が物にしようと
狙う女豹。
■弁皇子・・・霊帝の第一皇子。己を亡き者にしようとする義母・小銀玉と小魔玉の
謀略を女官の貂蝉より聞き、暗愚を装う。
■袁紹・・・四世三公の名門。弁皇子がおかしくなったとの情報に嘆き、故郷で
漢朝の威光を取り戻すべく私軍・袁家軍を鍛える日々。
■曹操・・・治世の能臣、乱世の奸雄。友人の袁紹と共に曹家軍を率いる。
■小魔玉・・・麻雀好きの元、宮中の医師。己の肉体で小銀玉の心を惹きつけ、
二人の間にできた徽皇子を時期皇帝にと目論む。先妻の忘れ形見の息子には
滅法弱い。
■リンリン大友・・・小魔玉の息子。純粋すぎる。
■宇喜多直家信者・・・リンリン大友の家庭教師にして当代随一の学者との評判。
■奇矯屋onぷらっと・・・わけあってリンリン大友の武芸師範となる。小魔玉には
妻を妹として偽りの報告をした。宇喜多直家信者、荀攸、鍾ヨウと友人である。
■聖天使ザビエル ・・・耶蘇教の熱心な信者だったが、偶像崇拝の信仰を忘れ、
悟りを開き自らが神となる。率いる信者は黄巾賊とも言われる。
■学徒出陣・・・袁紹の食客。国民の国民による国民のための美しい自治を目指す。
■果物キラー・・・田豊の食客。陳琳と並び賞される文筆家。
■無双ファン・・・果物キラーの息子。オカルトに強い。

・・・・などなど。詳しくは本編で。

480:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 17:09:35


481:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 18:18:52
もりあがってまいりました。職人:渦中の司馬懿氏に感謝

>>467
君も渦中の司馬懿氏のつめの垢でも煎じて飲みたまえよ。

482:佐倉広夢 ◆IENTwyoWGs
08/02/10 19:20:44
ある程度編集しておきました。

URLリンク(www13.atwiki.jp)


483:佐倉広夢 ◆IENTwyoWGs
08/02/10 19:21:39
現在、掲載中の話を先に編集していきまする。

484:佐倉広夢 ◆IENTwyoWGs
08/02/10 19:38:06
渦中氏は題名をつけてくれるから本当にありがたい。

485:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 19:59:59
>>482
乙でした

486:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 20:03:17
>>482
見やすくなったな

487:無名武将@お腹せっぷく
08/02/10 21:53:23
一話、一話に本当に凝っているな。

488:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:37:46
三戦英雄傅
第九回~リンリン大友望みの品を小魔玉に打ち明け、奇矯屋onぷらっと苦境に立たされる~

 長年中華全土を支配してきた漢朝でしたが、人心も領土も三分され、なにやら
騒がしくなってまいりました。しかし、どんな乱世でも金持ちの家というものは
混乱とは無縁なものでございます。
 大尉の小魔玉は愛息の様子が最近おかしいのに頭を悩ませていました。世間では、
増税のため餓死する者が多く、喰うか喰われるかの生活をしているというのに。
小魔玉:「うーむ・・・・最近リンリン大友の様子が変だ。飯も喰わぬし、いつも
憂鬱な顔で溜息ばかり。どうしたものか」
中山幸盛:「大尉、いかがなさったのです?」
 突如としてぬっと現れたこの男、中山幸盛と申しまして、名士の多い穎川の出の者でございます。
有名な逸話として人相見に「あんたは貴命の持ち主だ。ただし、波があるがな。生き方次第でなんとか
なるじゃろう」と言われたことがありました。陳羣と同門で法学を学んだ剛直な男だったのですが、
どこでどう道を誤ったのか小魔玉の知恵袋となっておりました。
小魔玉:「息子の様子が変なのだ。あれも思春期を終えた年だが、反抗期らしい反抗期を
迎えなかった素直な子。もしや、今頃遅い反抗期が来たのだろうか」
中山幸盛:「まあ、坊ちゃまももうそろそろ奥方でもお迎えになり家を構えるお年頃・・・・
反抗期ではありますまい。と、なるとご商売の悩みでしょうか」
小魔玉:「商売の損失くらいオイラが補てんしてやるというのに」
 リンリン大友が、母親のいない寂しさから関所に集まる人々に話しかけ殴られた話は
以前致しましたが、この時の失敗を教訓とし、リンリン大友は世の寂しい男たちの
心を癒すサロンを作りました。リンリン大友の故事から、テレクラ・リンリンハウ●の
店名はつけられたとかなんとか。

489:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:38:07
中山幸盛:「しかし、坊ちゃまは商才に長け、業績も好調とか。中華経団連会長からの
表彰も近くあると耳に致しましたが・・・・・実の親子なのですから、お父上の
小魔玉様が聞いてみられては?」
 中山幸盛の放った「父親」という言葉が子煩悩な小魔玉の魂に火をつけました。
小魔玉:「そうだな。これ以上元気のない息子を目にしていては、オイラもおかしくなりそうだ。
よし、リンリン大友をこれに呼べ」
中山幸盛:「はい」
リンリン大友:「どうしたの?パパ。僕、今日は麻雀の相手をする気分じゃないんだ。ごめんね」
小魔玉:「なあ、マイサン、ダディはリンリン大友が心配でしょうがないんだ。いったい、どうしたというのだ?
パパじゃ、オイラじゃ力になれないのか?」
中山幸盛:「坊ちゃま、旦那様は父親として坊ちゃまが心配なのでございます。事情だけでも
お話になられては」
リンリン大友:「ん・・・・うん・・・・僕ね」
小魔玉:「なんだ、言うてみい」
リンリン大友:「僕ね、好きな人が出来たんだ」
小魔玉:「なんだ、そんなことか! どこだ?どこの店の女だ?パパが金で買ってやろう!!」
 小魔玉は息子の悩みが思ったより軽く、上機嫌になり妓楼に出かける用意まで始めました。
リンリン大友:「お金じゃ買えないよ・・・・売り物じゃないんだもの。でも本気なんだ。
その子が八十になっても守ってあげたい、そんな子なんだ」
中山幸盛:「となると、お相手は素人の女ですな」
小魔玉:「素人なのか?よし、オイラが相手の家に話をつけに行ってやる。リンリン大友よ、
その女を嫁にするがいい。大尉の令息の嫁だ。女にとって玉の輿。嫌がる女などいないぞ( ^∀^)ゲラゲラ 」
 リンリン大友は小魔玉の言葉に顔を上げました。
リンリン大友:「本当?パパ?」
小魔玉:「ああ、本当だとも。パパがお前に今まで嘘はついてはないだろう?早くその女の住所と
名前を言いなさい」
リンリン大友:「もう一緒に住んでるんだ」
小魔玉:「一緒に住んでる?どういうことだ」
中山幸盛:「お相手は下女か何かでしょうか」
リンリン大友:「ううん。離れに住んでいる奇矯屋onぷらっと師範の妹さんの阿梅ちゃんなんだ」


490:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:38:37
中山幸盛:「奇矯屋onぷらっと殿の妹御、阿梅殿はなかなか可愛らしい女性、坊ちゃまが
惚れるのも無理はありますまい」
 奇矯屋onぷらっとは妻の存在を小魔玉家の人々には『妹』だと偽っておりました。
妻の阿梅は、小股の切れ上がったしなやかな肉体の持ち主で、小柄ながら胸も大きく
丸く、丸い頬が童女のように愛らしい女性でありました。
小魔玉:「奇矯屋onぷらっともオイラの義弟になるのだ。嫌とは言うまい。ただ、奴とオイラは
同姓・・・・・同姓を娶ったなら犬畜生の扱いを受けるのが中華の定め・・・・どうしたものか」
加ト清正:「どうした?息子よ」
小魔玉:「お、義父さん・・・・」
 加ト清正は小魔玉の先妻の父親で小魔玉の舅にあたります。
加ト清正:「お前がエンバーミング加工をしてくれたマイドーターに会いについてに孫の顔も
見に来たのだが」
 小魔玉は愛する妻の遺体に防腐処理を施し、冷たく硬い体を湯で温め、夜な夜な愛でていました。
舅の加ト清正は、そんな義理の息子の変態趣味など知る由もなく、ただ単に「小魔玉は娘を
愛しているから防腐処理を施したのだろう」としか考えておりませんでした。
小魔玉:「お義父さん、実はかくかくしかじかでして・・・・」
加ト清正:「よし、ではリンリン大友よ、爺ちゃんの養子になるか!」
中山幸盛:「なるほど加ト様の籍に入れば姓は変わり婚姻も可能」
小魔玉:「しかし、お義父さん、オイラからリンリン大友を取り上げては何が残るというんだい?
もう生きてはいけない・・・・」

491:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:39:43
加ト清正:「変えられる事は、変える努力をしましょう。
変えられない事は、そのまま受け入れましょう。
起きてしまった事を嘆いているよりも、これから出来る事をみんなで一緒に考えましょう。
これ、儂のモットーじゃ。婚姻の後に陛下より姓でも賜って再び小魔玉家に帰っても
問題あるまい」
リンリン大友:「ありがとう!お祖父ちゃん」
 リンリン大友はすっかり元気を取り戻しました。
小魔玉は早速、式場の手配と花嫁衣裳と花婿衣装を用意させ、婚姻のための祝いの品を抱え
離れの奇矯屋onぷらっとの元に挨拶に行きました。
小魔玉:「可愛い妹御だろうが、息子・リンリン大友の嫁にくれないか。そうすれば、
お主も大尉の義弟。望みの官位でもなんでもやろう。息子は優しい男、決して不孝には
させない。お主にも、阿梅にも悪い話ではあるまい。頼む( ^∀^)ゲラゲラ」
阿梅:「そんな・・・・」
 奇矯屋onぷらっとの妻・阿梅はショックのあまり貧血を起こし、倒れました。
小魔玉:「おうおう、オイラの義理の娘になるのがそんなに嬉しいか。いい話だ( ^∀^)ゲラゲラ」
奇矯屋onぷらっと:「大尉殿、今日のところはお引取り願いたい」
小魔玉:「何でだ?目出度い話なのに出直すとは縁起が悪い」
奇矯屋onぷらっと:「実は妹は見ての通りテンカン持ちでして・・・・完治してからそういったことは初めて
考えられるもの・・・」
小魔玉:「うーむ・・・確かに見ようによってはテンカンのようにも見えなくも無いな」
 すっかり舞い上がった小魔玉は医師という経歴にも関わらず奇矯屋onぷらっとの嘘に騙されてしまいました。
小魔玉:「では、オイラが診察してやろう( ^∀^)ゲラゲラ」
中山幸盛:「旦那様・・・・阿梅の色気に勝つ自信はございますか? 好いた女を父親にとられては
リンリン大友坊ちゃまは自害されてしまう恐れが」
小魔玉:「中山幸盛、お前の言うとおりだ。オイラは好色で自制心が足りない・・・・ここは自信がないので
他の医師を派遣してやろう」
 こうして、奇矯屋onぷらっとは事なきを得ましたが、これも一時のこと。いったいこれから奇矯屋onぷらっとは
どうなるのでしょうか。気になる続きは、また次回。


492:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 09:41:27
まとめ、ありがとうございます。


493:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 09:49:30
何気に面白いから困る

494:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:24:16
三戦英雄傅

話の凝り:100
ギャグ:90
計画性:100
品性:18
更新速度:80
意外性:80

特徴:神話、水滸伝、三国志平話、シモネタ、ホモネタ、自虐、天帝

一話、一話に非常に凝っているのが特徴。そして先が読めそうで読めない。
作者があらすじ、人物説明を入れてくれるので読みやすい。



495:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:30:11
最初の話

話の凝り:70
ギャグ:50
計画性:80
品性:85
更新速度:100(復活時)
意外性:85

特徴:完結、項羽と劉邦、易姓革命、群雄割拠、兵たちの夢

話が脱線せずにちゃんと最後までキッチリと完結したのがよい。時々、人物説明、
あらすじがはいる丁寧さもある。後の2作に比べるとやや話が荒いところもあるが、
全体的に矛盾点なく話がまとめられている。



496:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 11:58:24
ぷらっと離反の予感…

497:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:08:52
主役は小魔玉かな?

498:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:11:39
小魔玉ワロスw
2作め3作めで重要な役が多いが描きやすいの?

499:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 13:15:27
基本的に取っ付きやすいキャラだからな

500:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:23:48
三戦英雄傅
第十回~奇矯屋onぷらっとの危機に、策士中山幸盛の悪意が光る~

 さて、前回三戦英雄傅で一番の危機に立たされたと思われる奇矯屋onぷらっとですが、
その後の彼はどうなったのでしょうか。
奇矯屋onぷらっと:「阿梅、阿梅!」
 奇矯屋onぷらっとは精神的な衝撃を受けて床に伏せた妻に必死に呼びかけていました。
阿梅:「あ、なた・・・・」
奇矯屋onぷらっと:「おお、気付いたか!もう丸一日寝ていたのだぞ。この寝ぼすけちゃん」
 奇矯屋onぷらっとは愛妻にデコピンしました。見ていて痒くなる微笑ましい光景です。
阿梅:「・・・・・私、嫌ですわ。あなたと別れて坊ちゃまに嫁げだなんてあんまりですわ。
そんなことになるなら、このまま、死んでしまいたい」
 阿梅は細い手で顔を覆い泣き出しました。もちろん、夫の奇矯屋onぷらっとだって
妻と離縁する気はありません。が、元々は好色の小魔玉の魔の手から逃れようと
妻を妹と偽った己の嘘が原因です。妻をテンカン持ちと嘘に嘘を塗ったはいいが、これも
近いうちにやってくる他の医師により露見してしまうでしょう。
奇矯屋onぷらっと:「阿梅」
 奇矯屋onぷらっとは恨み言と悲痛を吐く妻の唇を己の唇で塞ぎました。
 二人のやり取りを除き見る一人の男の影が・・・・・
中山幸盛:「妹の玉の輿を喜ばぬわけはこれであったか・・・・ククク・・・・妹、ねえ・・・
小魔玉様から妻を守ったつもりがとんでもない禍を呼んだわけか。面白いことになった。
私はもともと奇矯屋onぷらっともリンリン大友坊ちゃまも好きではない。奇矯屋onぷらっとの
善人面が許せぬし、リンリン大友坊ちゃまの恵まれすぎた環境にも反吐がでる・・・・
ここは、苦労知らずのお坊ちゃまに少し社会勉強でもさせてやるか・・・・ククク」
この男、放つオーラもどうもダークです。

501:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:24:18
小魔玉:「おお、中山幸盛、阿梅の様子はどうであったか?」
中山幸盛:「はい。発作も治まったようで。お医者様に診察を受けたなら年内にもお式が開けるかと。
阿梅も坊ちゃまを深くお慕いしておりました・・・・っと」
小魔玉:「いかがいたした?」
中山幸盛:「は・・・・どうもコンタクトを片目、落としてしまったようでございます・・・・
離れかもしれません」
リンリン大友:「大丈夫?僕、一緒に行って上げようか?」
中山幸盛:「なんとお優しい。あの可愛らしい阿梅が坊ちゃまをお慕いするのは坊ちゃまのお優しい
ところもあるかもしれませぬな」
リンリン大友:「てへっ」
 こうして純粋なリンリン大友は、中山幸盛の策略とも知らず、離れの奇矯屋onぷらっとの自宅まで
中山幸盛と共に行きました。リンリン大友としては、愛する阿梅の元気な顔が見れればそれだけで
良かったのですが・・・・・・・。


502:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:25:11
リンリン大友:「ないねえ。コンタクト・・・ソフト?ハード?」
中山幸盛:「(二人の交わいがハードになったところを坊ちゃまの耳目に焼き付ければ・・・・
ククク)ハードだ・・・・ハード・・・」
リンリン大友:「ハードかあ。早く見つけないと割れちゃうねえ・・・・小さいし」
中山幸盛:「確か窓辺の方で・・・・・」
リンリン大友:「こっち?あれえ・・・なんか女の子が泣いてる声がする・・・阿梅ちゃんの声に似てる
なあ」
中山幸盛:「それはいけませぬな。病気が原因でお慕いする坊ちゃまとの縁談が消えてはと
心配で泣いているのかもしれません。ここは坊ちゃまが一つ、お優しい言葉をお掛けになられては」
リンリン大友:「うん、そうだね。中山幸盛って賢いだけじゃなくて優しいね」
中山幸盛:「(クククク・・・私は他人の幸福が何よりも嫌いなのだ。他人の不孝は蜜の味とは
よく言ったものだ・・・ククク)」
 笑顔で離れに入ったリンリン大友が見たものは、師範の奇矯屋onぷらっとが「妹」の阿梅と
汗まみれになり一子纏わぬ姿で交わっているところでした。泣き声だと思っていたのは違う声でした。
リンリン大友:「し、師範・・・・阿梅ちゃん・・・・」
奇矯屋onぷらっと:「あ・・・・・」
阿梅:「キャー!!」
リンリン大友:「失礼しました!!」
奇矯屋onぷらっと:「坊ちゃま!!」
 奇矯屋onぷらっとはリンリン大友を追いかけようとしましたが、全裸であるのと現場を上手く
解説する言語能力もなかったので、結局、シーツに足を絡ませてこけるだけでした。
 武芸に秀でた奇矯屋onぷらっとも、中身は普通の人なのでございます。

503:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/11 15:25:40
小魔玉:「おう、マイサン!阿梅とは語り合ったか?」
リンリン大友:「ぶえええええええん・・・・辛い初恋だよおおおおおおお」
小魔玉:「おお`!!??どうしたのだ?中山幸盛、説明せい!!」
 愛息の只ならぬ様子に小魔玉は狼狽し、中山幸盛に説明を求めました。
中山幸盛:「は・・・・・奇矯屋onぷらっと殿は妹御の阿梅殿と近親相姦の関係を・・・・
若君は現場を目撃され・・・・おいたわしいことです」
 中山幸盛は忠臣を装い、貰い泣きするようにおいおいと泣いて見せます。
小魔玉:「ぬううううう。そうか奇矯屋onぷらっとがこの縁談を一言で快諾しなかった
のはそういうわけがあったのか。奇矯屋onぷらっと、犬畜生にも似たやつめ、成敗してくれる!!」
リンリン大友:「待って、パパ。阿梅ちゃんだって好きで犯されてるわけじゃないんだ。
奇矯屋onぷらっと師範だって僕の先生だもの。きちんと兄妹でそういうことはいけないんだよって
教えてあげればわかるよ」
小魔玉:「お前は本当にいい奴だなあ。よし、パパが奇矯屋onぷらっとにもそっち方面の矯正プログラムを
組んでちゃんとしたお医者さんを派遣してやるからな。誰が適任か・・・・・好色ではなくて
確かな腕を持つものとなると・・・・・うむ。吉平先生が良いな。お会いするのも久しぶりだ( ^∀^)ゲラゲラ」
 小魔玉は奇矯屋onぷらっと家に吉平を派遣することに決めました。
吉平は小魔玉の恩師でもあり、今は中央より引退しましたが、中華一の内科医として有名な
医師であります。
 小魔玉が主人公かって?気のせいでございます。
三戦英雄傅、主人公は登場人物全員。気になる続きはまた次回。

504:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:27:01
中山幸盛前作から悪役だなw

505:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:29:30
一家の揉め事が天下に絡んでいくのか

506:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 15:52:09
なんか昔は実際こういう事もあったんだろうなと思った

507:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 17:11:24
>>504
まったくですな。

508:無名武将@お腹せっぷく
08/02/11 22:17:51
名スレというのは、まったくどういうきっかけで生まれるかわからないよね。

509:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 14:51:14
期待age

510:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 20:14:42
渦中の司馬懿って受験生じゃなかったか

511:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:08:09
三戦英雄傅
第十一回~霊帝・太子の弁を案じ、袁紹を相国に任ず~

 奇矯屋onぷらっとの危機は遠く汝南を治める袁紹の耳にも入りました。
尤も、この情報を知るのは当事者の小魔玉家と袁紹勢のみでした。
 どうして、一家庭の事情を袁紹が容易く耳に入れることができたのか、
それは袁家軍に新しく設置された諜報機関『袁家十人衆』の成果でございました。
袁家十人衆の構成は
一人目:袁術(絶妙な計算力と陰湿さで主に敵方の民を扇動する)
二人目:荀イク(持てる美貌でどんな情報をも聞き出す。目的のためなら女装もさせる)
三人目:果物キラー(文章にて人心を自在に操る)
四人目:曹洪(曹家軍の者だが黄河をも渡り切る水泳力を買われ、水場が関わる案件を担当)
五人目:魔法剣士情熱的(安定した諜報能力があるので、使いやすい)
六人目:損権厨房(変身能力があり、どんな人物にも変装してなりきることができる。人を逆上
させるのが得意)
七人目:勇魚(市井のどんな塵のような情報でも拾ってくる。一見地味な仕事をこつこつこなす)
八人目:タケノコ萌え(袁家十人衆の紅一点。真面目な性格で十人衆のマネージャ的存在。
軽く精鋭50人を倒すことはできる)
九人目:中常寺うんこ(シルバーグレイのお髭を持つ、ナイスミドル。強烈な猫アレルギーで
猫の声を聞いただけで人格が豹変し、多量の絵を描く。諜報活動には、絵の才能を活用)
十人目:来生丸LV279 &魔神Lv.328 (二人で一人と言われる仲良しの双子の少年。夜型人間で
暗闇をものともしない視力と忍耐力の持ち主)
です。
 この中の果物キラーは、袁家十人衆に入る前から名文家として名を馳せていまして、
彼の代表的な詩に「好意など 受ける度量は ないけれど 行為に及ぶ 一物は立つ 」
「欲情で 股間聳える 夜がある あの子想うと 右手止まらぬ 」という作品がございます。
 果物キラーと一人息子の無双ファンはお互いを認め合う仲の良い親子でしたが、
後者の一篇はさすがに無双ファンも衝撃を受け「あの子って誰?ママだよね?
ねえ、ママのことだよね」と泣いた問いただしたということです。
 ちなみに十人衆の御頭は袁術でした。


512:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:08:55
袁紹:「さて、皆の者、此度袁家十人衆の魔法剣士情熱的よりもたらされた情報だが・・・・皆はどう考える」
曹操:「本初、ぷらっとに離反の臭いがするな」
袁術:「奇矯屋onぷらっとは義を重んじる武人。相手が小魔玉とは言え、何らかの恩返しをするまでは
小魔玉の元を去るまいよ」
田豊:「そういえば、荀イク殿。貴殿の甥の荀攸殿は奇矯屋onぷらっと殿と親友だとか。甥御から何か
聞いてはおられませんかな」
荀イク:「いえ。何も。攸は、穏やかな外見をしておりますが、並みの武将よりも血の気の多い者。
何事もなければ良いのですが。奇矯屋onぷらっと殿は、武芸ばかりか古今の経典に通じる教養人。
気質は湖面のごとく穏やかな御方。小魔玉にも刃向かえず、自害などということになるのは避けたいものです」
果物キラー:「殿、奇矯屋onぷらっとも一人の男。彼なりの考えがありましょう。
ここは奇矯屋onぷらっと殿が助けを求めてきたときに手を差し伸べるのがよろしいかと」
袁紹:「うむ。そうじゃな。魔法剣士情熱的をはじめ、袁家十人衆には引き続き奇矯屋onぷらっとと小魔玉と
民の動きを調べることを命ずる」
袁家十人衆:「ははっ」


513:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:09:30
 一方その頃宮中では霊帝が我が子の弁皇子の身を案じておりました。
霊帝には現在、二人のお子がおりまして長男を弁、次男を徽と申しました。
母は同じ小銀玉なのですが、小銀玉は次男の徽皇子ばかり可愛がり、長男の弁皇子を邪険に扱いました。
霊帝:「皇后の弁に対する扱い・・・・朕ならビンビンものだが、幼くノーマルの弁には辛かろう
・・・どうじゃ、王允、何か良い策はないか?」
王允:「では、袁紹の治める洛陽より南の地を一つの大きな国とし、弁皇子を国の王として封じるのは
いかがでしょうか」
霊帝:「まだ弁は三つぞ」
王允:「もちろん、二十を少し超えるまではお側に置くも良し、領地巡業と称し袁紹の下で暮らすのも
良し。袁家は漢朝の忠臣の家柄。きっと帝の期待に応えましょう。何者の手からも弁皇子を守り抜きましょう」
霊帝:「礼を言うぞ。王允。弁は頭が不自由な不憫な子じゃ、せめて平和に天寿を全うしてやりたいのじゃ」
 弁皇子の頭の足りなさが演技だというのは王允と王允の身近な者のごく一部しか知らないことでした。
もちろん、袁家も父親の霊帝も知りえない事実でした。
 この頃の後漢の領土は
袁家勢:洛陽より下の(南方の殆どの領土)
後漢:洛陽より上から涼州までの横長の領土
黄巾賊:成都を聖天使ザビエルのいる聖地とし、夷州支部、帯方郡支部、朱崖州支部など(小さな支部を点々と持っておりました)
となっておりました。

514:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 21:10:23
 袁家の領地は正式な封地ではなかったのですが、朝廷も袁家の見事な統治と
袁家の威光を無視することなく王允の発案により正式に袁家が代理として治めても良いことになりました。
 霊帝は袁紹を第一品の相国に任命し、袁紹の領地を「晋」と名付け、弁皇子は
晋王となりました。弁皇子が政務をある程度こなすことができるであろう二十三の年までは
相国の袁紹が代わりに晋国内の摂政政治を行うことになりました。
 霊帝は第二子の徽皇子をあまり好きになることができませんでした。
全く自分に似ていないし、遊び道具と言えば麻雀牌。しかも、捨て牌の置き方が汚く、
麻雀哲学を持つ霊帝には許せませんでした。それに加え、己に似た徽皇子の頭が弱いとなれば
父親としての感情は自然に弁皇子に向かいました。
 徽皇子が霊帝に似ないのは無理もございません。本当の父親は、大尉の小魔玉なのですから。
 帝は弁皇子を秘密裏に呼び寄せ「朕亡きあとはこの印綬を持つ弁を漢の皇帝とする」と
王允と陳羣の二人の腹心の前で印綬をお渡しになりました。
晋王(弁皇子):「アウアウアウ」
 晋王は印綬を飴玉と勘違いなさったようで口の中でべろべろ舐めていました。
霊帝:「弁・・・なんと不憫な」
陳羣:「おいたわしや・・・・・」
 真実をしる王允だけは無言で晋王の演技を鑑賞しておりました。
 弁皇子が晋王となったことで中華は霊帝が治め小魔玉が乗っ取りを狙う後漢、袁家の治める晋、
聖天使ザビエルの治める黄巾賊の三つとなりました。
 後漢をこの日より『北漢』晋を『南漢』と区別する歴史家もおりました。
 三戦英雄傅、続きはまた次回。


515:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:25:06
壮大なストーリーになってきたな

続きも楽しみにしてるよ

516:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:34:00
弁がどうなるか気になるな

517:無名武将@お腹せっぷく
08/02/12 21:50:58
>>510

私は卒業&就職決定で暇人です。

518:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/12 23:52:09
早く>>517さんのような身分に昇格したいものです。
袁紹さんのスレでアドバイスを受け、テレビは朝の
朝ズバ以外事実上封印しました。

最終回の内容は既に決まっているのですが、
それまでの道のりは『あっさり』と『こってり』どちらにしようか
考え中です。

週一回しか更新できないときもあるかもしれませんが、アク禁など
ならない限りどのような形であろうと完結目指して書こうと思います。

二番手の職人さんをはじめ、他の方々で三戦英雄傅の他に連載予定の方は
僕に気兼ねなさらないで連載をお願いいたします。

519:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 07:26:01
バロスw

520:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:27:48
三戦英雄伝
第十二話~吉平・教え子の小魔玉と再会し、奇矯屋onぷらっとより真実を耳にする~

 小魔玉の医学の師である吉平は、高齢のために中央より退き、
近隣の貧しい人々を診察料の有無に関わらず診察しておりました。
吉平:「都、洛陽に教え子の小魔玉・・・・懐かしいのお」
 吉平は洛陽にある小魔玉の屋敷の前まで来ておりました。
吉平:「なんでも小魔玉の息子の婚約者のテンカンを完治させ、
心を患った婚約者の兄をも完治させて欲しいとのことだが・・・・・
小魔玉も儂の弟子。あやつなら造作もないことのはずだが。大尉ともなると
公務が忙しいのか。これ、たのもう!開けておくれ」
中山幸盛:「これはこれは、吉平様、お待ちしておりました。ささ、旦那様がお待ちでございます」
 中山幸盛が吉平を小魔玉の許まで案内します。
小魔玉:「おお、吉平先生。お会いしとうございました」
吉平:「小魔玉も元気そうで・・・・・といいたいところであるが、目の下の隈がすごいのお。
寝不足か?」
小魔玉:「ええ、まあ・・・( ^∀^)ゲラゲラ」
 小魔玉は小銀玉の寵愛厚く、毎晩お呼び出しを受けており、『公務』に励んでおりました。
吉平:「積もる話はあるが、まずは患者の治療が優先じゃ。案内せい」
小魔玉:「テンカンは適正な投薬により治るかもしれませんが・・・・心を患った男というのが
近親相姦の異常性欲者でして・・・・・」
吉平:「心の病も根気よく向き合うのが大切じゃ。治療は早ければ早いほど良いわ」
 こうして吉平は奇矯屋onぷらっと一家の住まう離れに向かいました。

521:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:28:19
吉平:「ここじゃな」
小魔玉:「それでは、先生、オイラはここで」
吉平:「一緒に診て助手をせい」
小魔玉:「オイラの困った好色ぶりは先生が一番ご存知でしょう( ^∀^)ゲラゲラ」
吉平:「・・・・そうじゃな。自制するとは、お前も少しは学習したようじゃ。お前は下がれ」
 小魔玉は吉平の許で修行に励んでいた際、吉平の妻の放つ『人妻の色気』にふらふらとして
しまい、危うく吉平の妻を手篭めにするところでした。吉平の妻の腕力が小魔玉より強かったから
無事だったようなものでした。小魔玉は即日、地方へ留学することを吉平に命じられました。
小魔玉は留学先でさまざまな女性を引っ掛け、さまざまな女性を満足させる技術を習得しました。
これが、今の大尉の地位に繋がるのですから人間どこで何が役立つかわかったものではありません。
 小魔玉の唇と右の指には当時の武勇伝を語る『タコ』ができていました。
吉平:「ごめん」
奇矯屋onぷらっと:「(この方が小魔玉から聞いていた医師か・・・・・)先生、どうぞ」
吉平:「お主が近親相姦の心のケアが必要な若者で、こちらのお嬢さんが小魔玉の息子の
婚約者でテンカン持ちの娘さんじゃな」
阿梅:「そんな、婚約だなんて。私していませんわ!!だって、私、この人と結婚しているんですもの」
 阿梅は奇矯屋onぷらっとの腕を掴みました。
吉平:「お嬢さん、兄妹でそういう行為はいけないんじゃよ(可哀想に、倫理も道徳もない山奥で育ったのじゃろうか)」
奇矯屋onぷらっとの両親:「先生、それは違いますじゃ」
 奇矯屋onぷらっとの両親は、これまでの経緯を吉平に誤解されぬよう、丁寧に説明しました。

522:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:29:09
吉平:「・・・・・・なんと。そのようなことが・・・・・」
 吉平は、しばし呆然とし、縋るような奇矯屋onぷらっとの両親の視線をまともに見ることが
できませんでした。
阿梅:「先生は大尉のお師匠さんなのでしょう。どうか私たちを哀れと思うなら、助けてくださいまし」
吉平:「しかし、今更真実を語ったところで小魔玉を偽った罪で奇矯屋onぷらっと殿の命の保証は
致しかねるし、それを良いことに阿梅殿と死別させ息子の嫁にしてしまいかねん・・・我が弟子ながら
小魔玉にも困ったものじゃ」
奇矯屋onぷらっと:「先生、このままでは妻が貞操を守るために自害しかねません」
吉平:「あやつの弱点は息子のリンリン大友じゃ。しかし、今回はそのリンリン大友が所望しているというのじゃから
どうしたものかのお・・・・・」
奇矯屋onぷらっとの両親:「この老いぼれ共は死を待つ身なれど、不憫なのは嫁の阿梅と息子ですじゃ。
先生、後生ですからお助けを」

523:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:29:35
吉平:「うーむ・・・・・そうじゃ、」
 吉平は何かを閃いたようで両手をぱんと叩きました。
吉平:「以前儂は陳羣の祖父のまあcから助言を受けたことがある。宮中のことは荀攸に聞け、市井のことは曹操に聞け、と」
奇矯屋onぷらっと:「宮中のことは荀攸に、市井のことは曹操に・・・・・・・」
吉平:「両者ともまだ若いが、それぞれ智謀に長けた若者。此度は大尉という権力が絡んで居るゆえ、荀攸に
相談してはどうじゃろう。義侠心もある。お主の親友ではないか。荀子の子孫が失策を出すまいよ。
小魔玉には儂が適当に治療したとでも偽っておこう」
 ここで名前の出た陳羣の祖父のまあcについて説明いたしましょう。
まあcは後漢の清流派名士の代表であり、当時の人々は法で裁かれるよりもまあcに「良くないね」と
指摘されるのを恐れたという故事があるほど人望がある人物でした。今は、孫の陳羣が中央に仕えるのを
楽しみに日がな一日茶を啜る毎日を過ごしております。
奇矯屋onぷらっと:「ありがたい・・・・・先生、今日のご恩はいずれ」
吉平:「情けは人のためならず、じゃ。良いことは必ず巡ってくるもの。楽しみに待っておこう。
お主は早く荀攸の許へ相談に行くが良い」
奇矯屋onぷらっと:「はっ」
 奇矯屋onぷらっとはさっと馬に乗り、早馬を走らせ荀攸が入り浸っている酒屋を目指しました。
名士・まあcが『宮中のことは荀攸に聞け、市井のことは曹操に聞け』と言ったこの荀攸の持つ
策はあるのでしょうか。
 三戦英雄傅、気になる続きはまた次回。


524:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/13 16:42:37
第十二話ではなく、第十二回でした。

525:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:12:26
乙です


526:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:30:32
乙としかいいようがない。

527:無名武将@お腹せっぷく
08/02/13 18:51:44
いままでで一番かも

528:とあるコテ2
08/02/13 23:40:23
毎回次が楽しみになるように出来てるね
ちゃんとした小説も結構書けるんじゃないかな?

529:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/14 00:22:42
三戦英雄傅
第十三回~黄巾賊・児童買春防止法の施行に財源不足となり、聖天使ザビエル再び天帝の息子の声を聞く~

 人間界が何やら不穏な動きを見せている頃、天帝の三馬鹿兄弟は父親の天帝に
みっちり扱かれていました。
天帝:「お前ら、何人もの人間の運命を変えおって!お尻ペンペン500発じゃ」
三戦に舞い下りた天使:「ウィいい、痛い、痛いやめてぇえええ」
偽クマッタ:「アワ・・・・ワワワワ・・・」
渦中の司馬懿:「ぎゃあああああ、痛い、ごめんなさい・・・」
 尻を叩かれるときはなるべく力を抜け、とはよく聞く話ですが、さすがに500回は
三馬鹿兄弟にも堪えました。500回を終えた頃には偽クマッタはいつもの暴言の変わりに
ゲロを吐き、三戦に舞い下りた天使は失神し、渦中の司馬懿はわざと100回あたりで
脱糞し、ペンペンを100回で免れました。
天帝:「特にお前たちがザビエル教の教祖に仕立ててしまった聖天使ザビエルは、命運では
後の世まで画聖と賞賛される絵師になる予定じゃったのじゃ。それを漢朝に弓を引くような
賊にしおってからに」
渦中の司馬懿:「では、ザビエルを絵の道に戻せば良いのですね?」
三戦に舞い下りた天使と天帝は鼻をつまみつつ、頷きました。
 こうして、三戦に舞い下りた天使と渦中の司馬懿は成都の聖天使ザビエルの率いる黄巾賊の
砦へと向かいました。

530:渦中の司馬懿 ◆jKdJ051mHQ
08/02/14 00:23:09
三戦に舞い下りた天使:「弟よ。お前の糞の臭さで通行人がモーゼの海を割った話のように
道を空けるのだが・・・・」
渦中の司馬懿:「まあ、いいではありませぬか。どうせ、もう会わん住人ですし。混んでる道が
僕らのところだけ空いている。いいことです」
三戦に舞い下りた天使:「・・・・・・」
 さすがの三戦に舞い下りた天使も弟の馬鹿さには言葉を失いました。
しかし、三戦に舞い下りた天使も渦中の司馬懿には負けていませんでした。三戦に舞い下りた天使は
不精さから中華で初めてペットボトル小便を発明した人物で後の世に大変な影響を与えたのでした。
 その頃聖天使ザビエルは黄巾賊を危惧した陳羣による児童買春防止法の施行により、幼女売春が
出来なくなり財源不足となりました。
彼の財力を慕っていた信者も一人、また一人と脱退し始め困っておりました。
信者1:「何が黄巾だ。ただの小便の染みのついた布を渡しやがって」
信者2:「俺のなんか茶巾だったぜ。いい年して茶色の染みつけやがって」
聖天使ザビエル:「どうしてなんだ・・・・僕の何がいけなかったんだ」
 聖天使ザビエルが物音に気付き、外を見ると何やら人陰がありました。



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