07/06/22 14:40:40
燃え上がるような恋の終着駅に降り立つとそこは知障だった
帝王切開を抜けるとそこもやはり知障だった、結婚なんか
しなきゃよかった、お前なんかと、お前なんかと!と罵りたい
衝動と、そこそこ年収のある夫とを天秤にかけて今日も一日が
暮れるのだ、知障を迎えにゆく足取りは重い、鉛の沼を渡って
いるようだ沼を抜けても何にもないのに、また鉛の沼が広がって
いるだけなのに、アンパンか何かを口に押し込み知障の腹を
何度も蹴り上げウンともスンともいわなくなったら就寝の時間
なのだ、もうずっと夫の帰りは遅い、きっともうじき私は捨てられる
のだろう、この知障とともに、夫の経歴からきれいさっぱり
抹消されるのだろう、多分夫は私の虐待を見て見ぬふりをしつつ
克明に何かに記録している、離婚調停で効力をなすであろう何かに
だんだんと眠くなってくる、池沼のうめき声も聞こえなくって私は
鉛の海を泳ぐ夢を