07/03/27 01:27:33
>>472
#陸機の赴洛道中作二首
Thxです!! 自分の上海古書出版の文選では、
二首めもセットになってつづいていたので、いちおううpしてみるですー。
赴洛道中作二首 其二
(白文)
遠遊越山川 山川脩且廣
振策陟崇丘 案轡遵平莽
夕息抱影寝 朝徂銜思往
頓轡倚嵩巖 側聴悲風響
清露墜素輝 明月一何朗
撫枕不能寐 振衣獨長想
(其一、適当書き下しorz)
「轡(たづな)を揔(す)べて長路を登り、嗚咽し密親に辭す
子は何ぞ之(ゆ)くかと借問するに、世の網の我が身に嬰(かか)りしやと
永歎して北の渚に遵(したが)うも、思いは遺りて南の津(きし)に結ぶ
行き行きて遂に已に遠く、野の途(みち)は曠(むな)しく人は無し
山澤は紛として紆餘し、林薄は杳として阡眠たり
虎は深谷の底に嘯(うそぶ)き、鷄(とり)は髙樹の巓(いただき)に鳴く
哀風が夜の中を流れ、孤獸は我が前を更(へ)る
物に觸れて悲情を感じ、沈思は鬱として纒緜とす
佇立して故郷を望み、顧影して自憐し悽(いた)む 」
(其二、適当書き下しorz)
「遠く遊びて山川を越ゆるに、山川は脩く且つ廣し
策(むち)を振るいて崇丘に陟(のぼ)り、轡を案(おさ)えて平莽に遵う
夕に息(やす)みては影を抱(いだ)いて寝(い)ね、朝に徂きては思いを銜(ふく)みて往く
轡を頓(とど)めては嵩巖に倚(もた)れ、悲風の響くを側聴す
清露は墜ちて素(しろ)く輝き、明月は一(いつ)に何ぞ朗らかなる
枕を撫して寐(い)ぬるに能わず、衣を振るいて獨り長く想う」