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早稲田大と東京女子医大は15日、医学研究を共同で行うための「先端生命医科学センター」
(東京都新宿区)を設立した。
私立大学が研究施設を共同で設けるのは全国でも極めて珍しく、両大学の得意分野を生かして、
激しさが増すばかりの大学間競争を勝ち抜く考えだ。
センターは、延べ面積約2万平方メートルで女子医大の河田町キャンパスに隣接する、
政策大学院大学の跡地に建設された。
ロボットや人工臓器などで定評のある早大の理工学研究と、女子医大の先端医学研究を融合させて、
ロボット手術や人工臓器を使った再生医療の実現などを目指す。2009年度にも両大の連携大学院の
設置を検討している。
会見した早大の白井克彦総長は「医学部を持たない早稲田大が、女子医大と協力し、
新しい医療分野の研究に貢献していきたい」と抱負を語った。