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またドラマの中では、真柴家はもちろんのこと「虹色の戦士」のそれぞれの家族、さらには真柴家の一家の長である徹生の同級生たちとの関わりなどを描こうとするあまり、
結果としてサイドストーリーがてんこ盛り状態となってしまう。
視聴者側の見方をすれば、「目まぐるしく場面が変わり、ひとつひとつのシーンの描き方が不十分」「登場人物が多すぎるのではないか?」「せっかく実力のある役者を揃えたのに、
もったいない使い方をしている」などの意見があったという。
TBSにおける野島ドラマでは、過去の洋楽の名曲を主題歌に据えるのが定番である。
今回、主題歌にはジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンの名曲を採用したのだが、当時のマイケルは性的虐待疑惑で「被告」の身であった。
ドラマ放送期間中の2005年6月13日に「無罪」を勝ち取るのだが、TBSや所属のレコード会社は、以前のような楽曲のプロモーションがほとんど出来ず、ドラマにとってマイナスに作用してしまう。
また野島ドラマの作品群の中ではややおとなしめの展開だったせいか、何か物足りなさを感じる野島ドラマのファンが少なからずいたようである。
このように「大人」からは批判の多かった作品ではあったが、ストーリーが進むにつれて「虹色の戦士」の世代に近い視聴者からの支持の声が大きくなっていった。
公式HPのBBSでは「虹色の戦士」への共感に、批判を繰り返していた「大人」たちはただただ驚き、やがて批判は下火になっていくのであった。
なお、真柴徹生役の竹中直人は、後日自身のラジオ番組でこの『あいくるしい』の低視聴率を嘆き、当日のゲストでドラマを見ていたというCHAGEに慰められる一幕があった。
(2005年秋ごろ放送)
URLリンク(tvdrama.livedoor.biz)