07/10/29 15:04:54 cOlhp12T0
たくさんあった中のひとつだからって、まったくそのこと自体を覚えていないというわけでもないだろうけど、
その手のことにひとつひとつ心を痛めていたら勤まらない立場だったと思うから、
ある意味封じ込めてきたんじゃないかなぁと思う。
あの頃は、自殺はともかく、夜逃げだ一家離散だ病気だくらいはたしかに日常茶飯事で、
そんなことに心を動かさずとにかく金は回収するのが銀行員の仕事だったんだから。
でもにんげんだもの、そうは言っても気持ちのどこかに何かが残ってしまうよな。
ちなみに友人の父親はあの頃銀行でああいう問題先からの回収みたいな仕事をしてたとかで、
数年して精神的に耐えられなくなって体壊してしまったらしい。