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フジのバラエティー番組 チンパンジー出演「NO」 研究者ら抗議(10/12 00:26)
十一日夜、フジテレビ-UHBで放送されたバラエティー番組
「チンパンニュースチャンネルSP」について、
「絶滅の危機にあるチンパンジーを見せ物にしている」と批判の声が上がっている。
霊長類の研究者らでつくる「アフリカ・アジアに生きる大型類人猿を支援する集い」
(SAGA)は抗議の緊急アピールを表明した。
「チンパンニュース-」は、子供のチンパンジーに服を着せ、
吹き替えでこっけいなせりふを話させるのが売り。
千葉県市原市の私立動物園「市原ぞうの国」の
「スマイル」(雄、六歳)が「ゴメス・チェンバリン」という
名前で“出演”している。道内では未放送だが、
フジでは三月まで深夜にレギュラー放送していた。
十一日は特集番組で、黒柳徹子さんや「体操のお兄さん」として知られる
佐藤弘道さんらとともに登場した。
だが、専門家の目は厳しい。SAGA代表の松沢哲郎京大霊長類研究所長は
「チンパンジーは群れの中で成長する。子供のころに一人で
人間の中で暮らさせ長時間の撮影を強いるのは、虐待そのものだ」とばっさり。
「パンダに芸をさせることを考えれば希少動物の扱いとしていかに問題があるかは自明。
これまでもフジ側にやめるよう申し入れしてきたのにまた放送されたのは残念」という。
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