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民主党を応援する民団
長い年月を費やして民団は、地方参政権運動を展開してきたが、
いまだに実現していない。
残念でならない。参政権は納税の義務を負うわれわれとしては、
当然の権利だ。
地方自治体の意見書採択率は47%で、人口比率からすると実
に78%にのぼり、もし世論調査をするとしたら、人口比率程度の
割合になるのではないかと推測される。
このような状況のなかで、国会で立法化されない理由ははっきり
している。
自民党が反対するからだ。政権政党が自民党である限り、恐らく
この問題はクリアできないとみて、
運動方針を転換する必要があるのではと思う。
自民党を除く他の政党は賛成しており、公明党もこの問題で頑張
っているが、自民党の強い反対に押し切られ、最近は影をひそめている。
そこで、民主党に政権をとってもらい、民主党の政権下でこの問題
を解決していただくのが早道だと思う。
民主党のマニフェストにも永住外国人の地方参政権付与について
は賛成している。
昨年11月の衆議院選挙で破れたものの、議席を増やし善戦している。
民主党の政権獲得まであと一歩だ。来る7月11日の参議院選挙がある。
地方参政権獲得運動の一環として、民主党を総力をあげて応援しよう
ではないか。
われわれ外国籍の者は、政治献金は公職選挙法に触れるが、投票
をお願いすることは違法にはならない。
(2004.6.30 民団新聞)URLリンク(www.mindan.org)