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【楽天、創業以来初の営業減益:成長性ストップ!】
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楽天が15日発表した06年12月期連結決算の営業利益は前年比16%減の291億円と、9
7年の創業以来初の減益となった。
「総合インターネットサービス企業」をめざして活発な企業買収で規模を広げ、ネット商店街「楽
天市場」などの電子商取引や金融分野を軸に営業利益を伸ばしてきたが、金融事業の整理やTB
Sとの提携交渉に関連するメディア事業のてこ入れで拡大路線は一服した。
創業10周年の07年は新たな成長戦略が問われそうだ。
ただ利益は、営業減益に加え、前年に初めて黒字化した当期利益も前年比86%減の27億円にとど
まった。
営業減益の要因はクレジット事業の貸し倒れ引当金の積み増しなど。
また同事業のカード子会社・楽天KCの自動車ローン部門を相乗効果が見込めないとして売却した際
の損失も当期減益につながった。
さらに、グループの柱に育てたいはずのポータル・メディア部門の業績が伸び悩む。
同部門の営業利益はポータルサイトの運営システム改革などの影響で8割減。
黒字確保がやっとだった。
TBSとの提携交渉に関しても三木谷氏は、金融機関に信託したTBS株を再び信託しないと正式表明
したが、交渉状況などは「ノーコメント」とし、展望はみえない。
就職サイト運営など好調なサービスもあるが、100近くある同部門のサービスの中で新たな成長の柱
と期待できるものは、まだはっきりしていない。
(2007年02月15日)