08/04/30 23:42:19 VLuxW4qn0
レコは綺麗なストレートを打つことができる選手だ。
ボンヤスキーも綺麗なキックを打つことができる。
両者からは、ただ相手を「殴る」「蹴る」だけでなく
「攻撃対象に最短距離でパンチ・キックを当てよう」という意思が見てとれる。
ホーストからは、「人体の弱い部分だけを狙おう」という意思が見てとれる。
しかし、効率良いパンチ・キックが強いとは限らない。
セフォーは首をつかまれた際に、上半身の力で打つフックを使い反撃できる。
ハントやマイティ・モーは攻撃を受けながら、強引にパンチを当てにいく。
これらは、重さ・スピードを合理的に追及した攻撃ではない。
ボクシングやムエタイ、空手では珍しい攻撃だが
こういった独特の攻撃手段をもった選手は、意外と多い。
プロ格闘技で勝つためには、型にはまった技術を使うだけでなく
自身の身体能力を活かしたり、状況に応じてKOを狙いにいく事も重要なんだな。