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アメリカのファンが熱望「もう１度見たい！」
３月２７日のＤｙｎａｍｉｔｅ!! ＵＳＡ開催発表から約１カ月半。
ついにＤｙｎａｍｉｔｅ!!米国大会の全容がほぼ明らかとなる追加カードが発表された。
目玉は何と言っても桜庭vsホイス、７年ぶりの再戦だ。
会見に出席した谷川プロデューサーが、総合格闘技史に残る“伝説”の再戦決定に至る過程を語った。
「僕自身、この２人の試合は封印しておきたい気持ちもありましたが、
アメリカサイドが『一番見たいカード』と言ってきた。
桜庭選手とホイス選手が試合をした２０００年は、アメリカではＭＭＡはまだマニアの世界だった。
でも、今、アメリカはＭＭＡバブルと言ってもいいくらいの人気で、もう１度見たいという声が大きくなっていたんです」
桜庭vsホイスの９０分にも及ぶ激闘は、日本での総合格闘技の立場を一気にメジャーへと押し上げ、
史上ベストバウトに推す格闘技ファンも多い。
伝説の死闘よ、再び―アメリカ総合格闘技ファンのこの声が、
７年ぶりの桜庭vsホイス戦への扉を開けたのである。
桜庭は現在、ブラジルのシュートボクセでトレーニング中。
谷川氏によれば、「桜庭選手はこのカードに関して『なるほどな』っていう表情をしていましたね」とのことだ。
７年を経て再び相まみえることになった両雄。
谷川氏は「毎ラウンド、毎ラウンド、お互いに色んなことをイメージしながら来るだろうし、それを想像する楽しみもある。
７年前の伝説の続きを見せてくれると思います」と大きな期待を語った。