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『トヨタＦ１の先を読む』～ワークスチームで2012年まで参戦を
表明したトヨタの真意とは？～ Ｆ１速報ＰＬＵＳ Vol.7
木下「（略）Ｆ１はこの前ホンダさんが勝ちましたが、僕らも勝ちたいし、
勝つだけでなくチャンピオンを獲るのが目標。その次は日本人ドライバーで
勝つ。この2つは2012年までに終わりにします。」
インタビュアー「Ｆ１を筆頭に宣伝広告の効果を期待するモータースポーツ
にはいつか終わりが来る」
木下「はい。宣伝広告の面から厳しくモータースポーツを見れば、効果が
持続するのは長くても7年なんです。それ以上長くやると宣伝効果価値が
薄れます。薄れた時に薄れたような予算で続けた方がいいのか、あるいは
次の戦いに出た方がいいのかという議論は常にあります。そうした議論を
やらないと新しいカテゴリーに出られませんし、闇雲にお金が掛けられる
わけでもない。」
インタビュアー「Ｆ１で言うと、2008年に7年目を迎えます」
木下「それぐらいでだいたい線を引いていたということです。その年が
ちょうどコンコルド協定の切り替えの時期になっていたので、それを2012年
まで引くかどうかという議論が常にありました。」
トヨタの2012年までに達成すべき目標
・ワークスチームとして少なくとも2012年まで参戦を続ける
・ワールドチャンピオンになる（そして連覇する）
・日本人ドライバーで勝つ