07/09/25 21:53:26 2PWckg2R0
当時のHRCの見解では、同じ材質同じ重量で作った場合、
片持ちの方が剛性が高かったそーだ。
で、それ以上に剛性コントローやハンドリングキャラクターを決めやすかったそーだ。
当時、GP250走ってた俺はずっとRSに乗ってたけど、プロアームになった’93は
凄く乗りやすかった。(今も持ってる)
ただ、プロアームの癖と言うか、当たり前の事だけど左右でハンドリングキャラクターが違うんだよね。
RS(NSRも)の場合左にアームがあるんだけど、コースに出てレーシングスピードで走り始めれば
ほぼ気にならないんだけど、ピットレーンでゆっくり走ってる時に左右にロールさせると、
右から左にロールさせる時、右から中立、左に倒す瞬間に一瞬引っかかるんだ。
その引っかかりを明確に感じるんだよね。
考えてみれば当たり前だよね。右に何も無くて、左に重量物がある訳だから。
実際コースに出れば気にならないとは言え、ヘヤピン進入とかは結構感じるんだよね。
筑波とか、鈴鹿とか。
プロアームの良かった点は、収束性が凄く良かった事だと思う。
ギャップに乗って振られた時とか、片持ちの方が収まりが良いんだよね。
多分、捻れ特性が良いんだと思う。
だからバネもダンパーも1ランク低く出来て、タイヤの持ちが良いんだよ。
今の技術であれば両持ちでも充分コントロール出来るんだろーけど、今の技術で
片持ち作ったらどーなるか・・・ドカ以外でも見てみたいよね。
長文、チョースマソ