08/04/30 03:08:55 J3h2KxNo
第十三話:空気だって立派な役です
身体が不自由そうな館長に、収集品の仕上げが完了したことを報告するアナコンディ
まず、普段は見せない穏やかで丁寧な応対には、職務以外の思惑が見え隠れしている
仕事が一段落したところで、望むモノを「なんなり」と申し付けて欲しかったのに
返事は、当然の如くローズパクトの没収。場面の変わり際に見せた、不満げな表情は
館長に信頼されるシビレッタへの嫉妬、というより。物欲にしか目がない鈍感な男に
痺れを切らせたところから来るものだろうか。そんな、あるかもしれない(ねーよw
欲求不満を爆発させた容姿に禿しく期待。当然、普段着にも注目だ
もう少し、アナコ。中の人は、聞くほどに巧い。担当キャラの設定による処も大きいの
だろうが、淡々とした口調の中に滲ませる感情の起伏は、かなり引き込まれそうになる
戸惑ったのか、戸惑ったと思わせたかっただけのか。判断力を試されているかのような
悩ましい囁き声は、俺の嫁が一番だと思っていたのに、危うく浮気をするところだった
やはり、メデューサなのかと考えていると、俺の嫁はペルセウスで、アンドロメダな
うららと…って、かれんじゃないのかよ。そして、フローラがアテナに見えてくるのは
不思議というか、そのままか。そのうち訪れる、俺の嫁vsアナコンディにも禿しく期待
バトル。所々に入る実写を逆再生させた様な古めかしい動きに、唐突感のある定番演出
成田らしいセリフで捻じ伏せる強引な展開等、安っぽく感じたが三度目を見返す頃には
これら全ては、無駄なくプリキュアの血となり肉となるのだ、という考えに辿り着いた
初登場のシビレッタ。お宝は無いかと、捕えた主人公と二匹の獣を、レモネ変態と同じ
効果音でスキャン。意外にハイテク。やはり、この手のお話しでは、躊躇せず裸に(ry
仕事の都合、シロップの能力が必要なのかもしれないが、目的の品を奪取した後でさえ
イルカの体内にマイクを仕込んでまで、見所を視聴者に伝え続けていた。担当回のみで
主となる物語を進め脚本の自由度を増す構成には、何もかもを通り越して愛情を感じた
黒い仕事には戻らず「飛び続ける」と宣言するシロップ。それがいいと思う
記憶が無いのは、三歩以上歩いてしまったからだ。鳥は、歩くな。羽ばたけ
次週も、Yes!