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著作権を無視した投稿動画サイトの動画は、ファンが好意で「宣伝」してくれていると考えるべきだ―。
「ユーチューブ」を利用した広告配信事業を行っている角川デジックスの福田正社長が、「違法」を許容する
とも受け取れる発言をした。投稿動画の削除は、ビジネスチャンスまで削っているようなものだ、というのである。
●著作権問題はビジネスの可能性を削いでいる
ユーチューブでは「らき☆すた」の動画が大量にアップロードされている 福田社長の発言はインタビューに答えたもので、
日経BP社のウェブサイト「Tech-On!」の08年3月10日付けに掲載された。福田社長は、アニメなど日本のコンテンツ産業が
世界市場にアピールする上で「ユーチューブ」などを利用するのは有効なのに、投稿動画が著作権問題で削除されるのは
非常に残念な事だ、と憂いている。
ファンの中には、アニメのセリフを英語などに翻訳した字幕をつけて「ユーチューブ」に載せている人がいる。
それは、海外市場に受け入れられる下地を作ってくれているようなもの、というのだ。
「きれいな映像で見たい人は,ちゃんとDVDを買いますよ。YouTubeで見るのは放送を見忘れちゃったとか,
試しに見てみたいとか,そういう人なんです。映像だけじゃなくてイラストとかキャラクター・グッズだって世界で売れる
可能性がある。今の状況はそういう可能性を捨てているようなものですよね」
●「らき☆すた」「涼宮ハルヒ」の累計は450万部
著作権を盾に投稿動画を削除している現状は、ビジネスチャンスまで削っているものだとの見解を展開。さらに、
それはファンに対しても失礼なことだとし、
「好意を持っていてわざわざ宣伝してくれる。そんなファンをないがしろにして著作違反だとやっていたら、ファンなんかいなくなります」
と語っている。
引用元:J-CASTニュース
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