08/01/19 15:39:46 waVhtjv+
>>554
『永遠の仔』レベルまで追い詰められてゆく心の過程が精緻に描写
された作品であれば、もう少し明日奈に対する感情移入もできたかも
知れないけど、この作品の場合はどちらかというと『白夜行』的な
筋立ての面白さを狙ってのもののような気がする。
一話目が刺殺シーンで終わるみたいな狙った構成からも考えて。
ミステリつながりでいうなら私はそれらニ作とも時期が近い『青の炎』を
思い出したな。
あれも、母の再婚相手の男に妹が狙われてるんじゃないかとか疑心暗鬼に
陥った兄が父を謀殺するが最後は完全犯罪が露見して自殺を図る、みたいな
話だけど、映画化当時「純粋な殺意!」とかいうコピーがついて、「妹を守る
兄の姿に感動しました」みたいな感想がいっぱい付いた。
(よく読むと、妹が狙われてる、みたいのは完全に兄の取り越し苦労なんだけど)。