07/12/05 22:39:41 THyCKB9Q
>>195
小説の少女と違って、千尋は12歳までは他人と暮らしていたわけだから、
感情がないという事はないだろう。
で、小説の少女にも感情らしきものが芽生えてきたという流れがある
わけだから、
「絵の中の自分と男の子の姿を眺めていて、さぞ微妙な気分だろう……。
それこそが寂しさの芽生え、貴様が今まで知り得なかった孤独という
感情。
貴様が真に孤独を理解し、私と同じ境地へ辿りついたその時、物語は
新たな段階を迎え、貴様の世界は崩壊を始めるのだ、ふはははは!」
的な、小説(及び千尋)の終末の「よかん」という事かな?
この小説は千尋自身を表現する為の物で、小説の主張しようとする所は
「私は常に孤独なんだよ!」途中から「てめえのそばに行きたいんだよ!」
が加味されるという感じだと思うのだが、だからどうすればいいのかと
考えるとよくわからない\(^o^)/